大仁田の化身グレート・ニタが2年5か月ぶりリング復帰…標的は大鵬の孫・納谷幸男

納谷幸男(下)を鎌で流血させるグレート・ニタ
納谷幸男(下)を鎌で流血させるグレート・ニタ

 元参院議員の大仁田厚(62)の“化身”グレート・ニタが13日、大阪・すみのえ舞昆ホールで開催された「ガンバレ☆大仁田大家☆プロレスリング」(通称=ガン仁田プロレス)旗揚げ戦で、リング復帰した。

 グレート・ニタは17年10月31日の大仁田の7年ぶり7度目の引退試合に先立ち、同年8月27日に東京・新木場1stRINGでの「さよならグレート・ニタ」を終えて、お台場の海に消えて以来、2年5か月ぶりの復活で、大阪ではWJプロレスの03年5月3日、グランキューブ大阪大会での馳浩戦以来、約17年ぶりの降臨となった。

 ニタはガンプロの“カリスマ”大家健、守屋博昭とトリオを結成し、新井健一郎、ガッツ石島、翔太組とスペシャル6人タッグデスマッチで激突。

 試合前には、大仁田の全日本プロレス時代の大先輩で、71歳で亡くなったケンドー・ナガサキさんの追悼セレモニーが行われる厳粛な雰囲気の中、突っかかっていった翔太に、ニタがいきなり緑の毒霧を噴射し開戦。

 ニタは翔太に鎖カマ攻撃、DDO、ダブルアームスープレックスを見舞うと、場外に連れ出して大乱闘を繰り広げ、リングに戻ると、翔太に机上パイルドライバー。続けて、石島の急所を有刺鉄線バットで殴るなど、狂乱ファイト全開に。ニタはさらにパートナーの大家、守屋にもカマ、イスでの攻撃を繰り出す奇行もみせた。そんななか、大家がイス攻撃から、垂直落下式ブレーンバスターを見舞って翔太から3カウントを奪取して勝利(17分5秒、片エビ固め)。

 波乱が起きたのは試合後だった。ニタはセコンドに付いていた昭和の大横綱・大鵬の孫で、元関脇・貴闘力の長男である納谷幸男(26)をリングに引きずり上げると、カマで額を攻撃し、納谷は大流血。ほかのセコンド陣の手を借りて、控室に戻った納谷は「ふざけんな。このヤロー、借りは返してやる。覚えとけ」と叫んだ。

 一方、ニタは代理人を通じ、「ナヤ!デスマッチは甘くない。富山では、こんなものじゃすまない。覚悟して上がれ!」との声明を出した。

 爆破甲子園の第1弾興行となった昨年11月17日の神奈川・青果市場大会では、大仁田の電流爆破バット攻撃を食らって惨敗を喫した納谷は、第2弾興行(3月28日、富山・南砺市福野B&G海洋センター)への出場を志願し、大仁田も受諾。電流爆破で再度対戦することが内定しており、邪道が“未完の大器”納谷をどう覚醒させるかに期待がかかっている。

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