【巨人】田中優、修正力を発揮…アジアWL参加で飛躍誓った

スポーツ報知
リーグ序盤は苦戦も修正し、今季への手応えをつかんだ田中優

 このオフ、台湾で行われたアジア・ウィンターリーグに参加したG戦士に迫る。山下航汰外野手(19)、大江竜聖投手(20)、田中優大投手(20)の3人が、リーグで手にした課題と収穫、今季への意気込みを語った。(取材・構成=小林 圭太、河原崎 功治、中間 卓也)

 貴重な右のサイドスローとして、田中優への期待は高い。ただ台湾での戦いは序盤、苦戦が続いた。

 「前半戦は台湾のチームにめちゃくちゃ振ってくるバッターが多くて。力強いバッターばかりだったので、打たれてしまって思うようなピッチングができなかった」

 リーグ途中からは、修正力を発揮して新たな手応えをつかんだ。

 「左手のグラブの位置を変えて胸のすぐ近くに持つようにした。あとはストレートの握りも指の感覚を狭く変えたりして。秋から言われてたカットボールを試したり、いろんな握りをしながら。そうすると空振りも取れるようになった」

 戦う中で他球団の選手から教わることもあった。

 「いろんな選手を見て話したりしていくうちに共通してたのは、投手の人たちは、お尻の方に体重が乗っていることに気づいた。特に多くの会話をしたのが中日の鈴木博志投手。僕はどちらかというと前寄りに体重が乗ってしまっていた。鈴木博さんから『後ろの意識が大事』と聞いて、投球する時の意識も変わった」

 台湾での経験で、さらに成長するきっかけも見つけた。

 「僕はサイドなので左打者の外角に抜けるボールを減らすことをテーマにしています。左の内角に投げ込むことを意識して練習していく」

 今季は育成3年目で、支配下登録へ節目の年となる。

 「ウィンターリーグはすごくいい経験になった。今季は2軍で良い結果を残して、ウィンターリーグでやってきたことを生かして今季につなげたい」

 ◆田中 優大(たなか・ゆうだい)1999年9月14日、山形・鶴岡市生まれ。20歳。羽黒高2年時から投手、3年春は県大会準V、東北大会8強。3年夏は山形大会8強。2017年育成ドラフト4位で巨人入団。昨季はイースタンで7試合に登板し、勝敗なしも計9回を4安打1失点、14奪三振。185センチ、81キロ。右投右打。年俸330万円。

 ◆こんな大会 正式名称は「アジア・ウィンターリーグ・ベースボール」。11月23日から12月15日まで台湾で行われた。NPBは「紅」(ソフトバンク、楽天、オリックス、西武、ヤクルト)と、「白」(巨人、ロッテ、DeNA、阪神、中日)2チームを派遣。日本からは社会人選抜も派遣され、CPBL(台湾プロ野球)、KBO(韓国プロ野球)、味全ドラゴンズと6チームで覇を競い、社会人選抜が優勝した。巨人勢が所属したNPB(白)はリーグ戦5勝9敗2分けで5位。

巨人

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請