【巨人】菅野、千賀&上野由岐子と合同トレへ 東京五輪イヤー高め合う

ハワイの青い空の下で円陣を組み笑顔を見せる(手前から左回りに)菅野、鍬原、直江、宮国、中川(カメラ・中島 傑)
ハワイの青い空の下で円陣を組み笑顔を見せる(手前から左回りに)菅野、鍬原、直江、宮国、中川(カメラ・中島 傑)

 【ホノルル(米ハワイ州)10日(日本時間11日)=ペン・片岡優帆、カメラ・中島傑】巨人の菅野智之投手(30)が、今月中にソフトバンク・千賀滉大投手(26)とソフトボール女子日本代表・上野由岐子(37)=ビックカメラ高崎=と合同自主トレを行うことが決まった。福岡県内の「鴻江(こうのえ)スポーツアカデミー」の練習に参加する。東京五輪で金メダルを目指す「野球・ソフト」の大黒柱が強力タッグを組む。

 五輪イヤーの幕開けに超豪華共演が実現する。ハワイ自主トレを打ち上げた菅野が千賀、上野と合同自主トレを行う。千賀と上野がトレーニングする福岡の「鴻江スポーツアカデミー」を訪問予定。数々の一流選手を指導する鴻江寿治トレーナーのもと、同じ日に練習日が設定された。千賀とは親交が深いが、金メダル経験者の上野とは初対面になる。

 「あれだけ長く、何回もオリンピックも戦ってすごいですよね。先生が『プラスになるから一緒に話をしてみたら』と言ってくださった。ありがたいです」

 上野は04年アテネで銅メダル。08年北京は「上野の413球」と言われ、フル回転で金メダルに輝いた。37歳の今も女子日本代表の大エースで、3度目の五輪となる東京は開幕投手の筆頭候補。菅野は「人を見る力、洞察力がすごいらしいです」とレジェンドとの交流を心待ちにする。五輪の話、投球論、考え方など得るものが多そうだ。

 千賀ともオフの練習を一緒に行うのは初めて。昨季終了後に会って話した時には、東京五輪出場への意欲が一致した。「千賀はすごい考えを持っている」と野球人として尊敬している。昨年3月のオープン戦で投げ合った時は5回までともに完全投球と互いに圧倒し、「彼は僕が持っていないものを全て兼ね備えている。すごく刺激的」と話していた。

 2人は17年の第4回WBCで快投して世界を驚かせた。侍ジャパンの稲葉監督は東京五輪に向け、菅野と千賀について「日本を代表する選手」と選考の筆頭候補に指名。合同自主トレがさらなる進化につながれば、金メダルへの追い風になる。

 野球・ソフトボールは北京以来3大会ぶりに復帰するが、24年パリ五輪で再び除外が決まっている。東京五輪は競技普及、人気向上へ貴重な機会になる。「絶対に出たいです」という菅野と千賀、上野の「3大エース」が熱い思いで高め合う。

 ◆上野の413球 08年北京五輪女子ソフトボールで、上野は8月20日のデーゲームの準決勝・米国戦で延長9回147球完投も1―4で敗戦。同日ナイターの3位決定(敗者復活)戦・オーストラリア戦で延長12回171球完投で4―3サヨナラ勝ち。翌21日米国との決勝は95球完投で3―1で勝利。2日間で計3試合413球を1人で投げ金メダル。「上野の413球」は流行語大賞特別賞に選ばれた。

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