西武の18年ドラフト1位右腕・松本航(23)が結婚したことが9日、分かった。お相手は、日体大時代に知り合った一般女性(23)で、4年の交際を実らせ、今年1月1日に婚姻届を提出。すでに退寮し、都内で新婚生活をスタートさせている。
高級ブランドの指輪と共に、11月22日の「いい夫婦の日」にプロポーズ。保育士として働く家庭的な女性で、2年目を迎える若き右腕にとっては心強い存在だろう。「好みが合うので、一緒にいて楽しい。好きな手料理はピーマンの肉詰め。家に帰ってご飯があるのはありがたい」と幸せオーラ全開で笑った。
ルーキーイヤーの昨季は、開幕ローテ候補だったが、開幕直前に肺炎を発症。しかし、シーズン中盤からは先発ローテの一角を担い、7勝をマーク。「昨年は悔しい部分もあったので、夫婦で協力して頑張っていきたい」。生涯のパートナーを得た右腕の言葉からは、強い覚悟が感じられた。
◆松本 航(まつもと・わたる)1996年11月28日、兵庫・朝来市生まれ。明石商から日体大。最速155キロの直球を武器に3、4年時に大学日本代表入りし、日米大学野球では最優秀投手賞。11年の東海大・菅野智之(現巨人)以来、リーグ史上8人目の通算30勝&300奪三振。18年ドラフト1位で西武に入団。176センチ、84キロ。右投右打。年俸2100万円。