史上初のナイター開催は大成功…その裏で残念だった事故の多さと微妙な判定

石野貴之
石野貴之

 昨年末にボートレース住之江で開催されたSG「第34回グランプリ」(12月17~22日)は、石野貴之のGP初優勝で幕を閉じた。史上初のナイター開催だったが、6日間で目標を上回る204億円を売り上げ、大成功に終わった。

 一つ残念だったのは、事故が多かったことだ。初日12Rのトライアルでは1号艇の柳沢一が1マークで転覆し、妨害失格に。影響を受けた太田和美は落水失格。茅原悠紀もエンスト失格となった。

 初日11Rでも事故があり、2日目のトライアルは12人中、5人がトライアル2nd進出が絶望的な状況で行われた。こうなるとレースの面白みも半減してしまう。初日と2日目のトライアルの売り上げを比べてみると、約6000万円、2日目の方が下がっている。

 ある選手は「1年間頑張って来たのに、1走で終わってしまうのはきつい」と話してくれた。太田も茅原も選手責任外の失格だが、ゴールできなければ得点は0。その時点で1億円バトルから脱落してしまう。

 トライアル1stの場合、6着でも7点がもらえる。2回戦で1着を奪えば、巻き返すことができる点数だ。そこで、選手責任外の失格選手には6着の得点を与えてはどうだろうか。勝負が終わっている選手が減り、トライアルのスリリングさも担保されるはずだ。

 また、審議制度の導入も強く求めたい。グランプリは微妙な判定も多かった。審議ランプをつけて、レース後にVTRをまじえてファンに説明して欲しい。ファンが拡大している今だからこそ、分かりやすい説明が欲しい。(藤原 邦充)

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