宝塚花組新トップ・柚香光がプレお披露目に前のめり!「舞台人生の大きな糧になるはず」

「DANCE OLYMPIA」で本格始動する宝塚歌劇花組新トップスター・柚香光
「DANCE OLYMPIA」で本格始動する宝塚歌劇花組新トップスター・柚香光

 宝塚歌劇花組の新トップスター・柚香光(ゆずか・れい)のプレお披露目公演「DANCE OLYMPIA―Welcome to 2020―」(作・演出、稲葉太地)が7日、東京国際フォーラム・ホールCで開幕する。22日まで上演。

 五輪イヤーのタカラヅカの魅力を、東京から発するダンスコンサート。第1幕は「雷の神様役」で芝居仕立てのショーを披露し、第2幕は世界各国を代表するダンスを踊りまくる。

 「こんなところにも筋肉があったのか、と思うぐらい、いろんな部分が筋肉痛で」「稽古時間が足りない。誰かが時計を回してるのでは?」と苦笑いするが「アクセルを踏み始める公演。稽古では何度もエンストを起こしていますが、終わった時、悔いなくやり切ったと思えたら、今後の舞台人生の大きな糧になると思う。パワーになるはず」と新章・第1節に自身も期待を寄せている。

 今後はトップとして舞台の上はもちろん、稽古場でも常に中心になる。「自分の稽古への向かい方、テンションなどで稽古場の雰囲気がすごく変わるんです。責任を直に感じますね。いいことでもあります」と笑顔。理想のリーダー像は「『ついてこい!』という気質ではないし、持ち上げられるのも違和感がある。今、想像しているのは、私が面白がって前のめりになっているのを見て『お、やってんぞ!』と、みんながついてきてくれるような。そういう吸引力。その原動力になるのが芸事ですね」

 昨年11月、5年半にわたって花組を率いた6年先輩の明日海りおからタスキを託された。明日海が退団する際、もらった手紙につづられた「みんなのためならいくらでも頑張れる」との言葉が印象に残ったという。「その解釈、実感はまだまだですが、稽古場の段階ではスッと胸に入ってくる。仲間はいとおしいし、大事な存在。お手紙は今もリビングの真ん中に置いています」と、しみじみ。

 今春で入団12年目に入る第95期生。同期では星組・礼真琴が先にトップとして始動した。「心強い面もありますし、やはりプレッシャーも。どっちも。助け合える部分もあるし、だからこそ自分の課題、向かうべき壁を知る。まったくタイプの違う舞台人でいるからこその実感。だからこそ、ありがたい」。素直な心境を明かした。

 どちらも入団時から組替えなし。「組の価値観、大事にしていること、トップさんの影響とか、ささいな会話の中で違いを感じることも。それもいい刺激。今の花組の特徴は、とても協調性を大事にしていること。それを大切に、かつ、一人一人の武器、輝きを放っていけるようにしたいな、と礼との会話で感じました」。公演には雪組から異動してきた第97期の逸材・永久輝(とわき)せあも出演。「相当な緊張感、不安もあるでしょう。今、花組を知ろうと吸収しているところだと思いますが、でも時間の問題。言ってる間にぐっと来ますよ!」とカラッと笑った。

 新年を「戦いの年」と表現した。「体制ががらりと変わる時は、どこかでひずみが生じたり、うまくいかないことがあったり…。壁にぶち当たることは芸事だけでもあるのに、それにプラスして。でも、目を背けず、きちんと脳を使って、芸事の素晴らしさを見失わないで前進していきたい」。シャープな目がきらりと光った。

(筒井 政也)

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