所属ジム問題で活動休止中の元世界王者・木村翔が2月にマニラで復帰戦

木村翔
木村翔

 プロボクシング元WBO世界フライ級王者で、所属ジムの不祥事で活動休止状態にあった木村翔(31)が5日、中国・上海市内で会見し、2月15日にフィリピン・マニラ・アリーナで元WBO世界ミニマム級王者のメルリト・サビーリョ(35)=フィリピン=と復帰戦を行うと発表した。フライ級で10回戦を行う予定で、現時点で所属は未定。

 所属の青木ジムの所属選手への不当な金銭要求行為が問題となり、ジムは1月1日付けで休会に。木村は昨年5月に2階級制覇に失敗したWBA世界ライトフライ級タイトル挑戦を最後に、練習先のフィリピンを拠点に再始動への道を探っていた。

 仕切り直しとなる復帰戦は、2018年11月に発足したアジア最大級の打撃系格闘技イベント「MAS FIGHT(マス・ファイト)」を運営する「中民エンターテインメントスポーツ産業グループ」とマネジメント契約を結んで実現。来年2月にマカオで行う同団体のイベントに試合が組み込まれた。このため木村の会見は、同社の本拠地がある上海市内で行われた。

 木村は17年7月に12年ロンドン五輪ライトフライ級2連覇のWBO世界フライ王者・鄒市明(ゾウ・シミン、中国)を11回TKOで破る番狂わせを演じ、中国では卓球・福原愛さん、サッカー元日本代表・本田圭佑らと肩を並べる最も有名な日本人ボクサーとなった。

 復帰戦を行うにあたり、所属ジムが未定という問題を抱えてはいるが、名が通っている中国など海外を主戦場に世界王者への返り咲きを目指す。

 ◆木村翔(きむら・しょう)1988年11月24日、埼玉・熊谷市生まれ。31歳。本庄北高を1年で中退。ボクシングは中学3年から初めたが1年間でやめ、23歳で再開。2013年4月のプロデビューは1回KO負け。17年7月にWBO世界フライ級王座獲得。18年9月に田中恒成(畑中)に判定負けしWBO世界フライ級王座陥落。19年5月に中国・撫州市でWBA世界ライトフライ級王者カルロス・カニサレスに判定負け。18勝(11KO)3敗2分け。身長165センチの右ボクサーファイター。独身。

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