【箱根駅伝】東洋大10位 12年連続3位以内逃す

ゴールした東洋大10区・及川(中)を抱える相沢(左)
ゴールした東洋大10区・及川(中)を抱える相沢(左)
箱根駅伝の連続総合3位以内記録(10大会以上)
箱根駅伝の連続総合3位以内記録(10大会以上)

◆報知新聞社後援 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路(3日、芦ノ湖―東京・読売新聞東京本社前、5区間=109.6キロ)

 東洋大が11年続けてきた3位以内の記録が途切れた。6区の今西は、従来の区間記録を上回る57分34秒(区間2位)の力走で順位を11位から7位に上げたが、優勝争いには絡めなかった。連続3位以内の記録がスタートした09年は、5区で4分58秒差を逆転した“新・山の神”こと柏原竜二さん(30)を擁し総合制覇。今西は「柏原さんの世代から作り上げた歴史を自分たちの代で崩してしまい、申し訳ない」と深く肩を落とした。

 苦しい台所事情が響いた。昨年11月の全日本大学駅伝で7区2位と好走した主力の定方駿(4年)を、不調のため起用できない穴が大きかった。10区を託した1年生の及川は、区間19位で順位を3つ落とした。酒井俊幸監督(43)は「1年生に23キロは酷。1枚抜けるともろさが出る」。MVPの相沢ら3区間で区間新を出した貯金を、4区間の2ケタ順位で生かせなかった。

 結果はシード権を死守する10位だが、今大会の10時間59分11秒は、3年前の青学大の優勝タイム(11時間4分10秒)を上回る。「箱根は(高速化し)新しいステージに入った。今までと違う景色(10位)を見て、チーム全体の強化の必要性を感じた」と指揮官。危機感を再起の原動力にする。(細野 友司)

箱根駅伝結果
ゴールした東洋大10区・及川(中)を抱える相沢(左)
箱根駅伝の連続総合3位以内記録(10大会以上)
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