ノアの若きエース・清宮、プロレス界の盟主へ宣戦布告!新日と「やっと勝負できる時が来た」

色紙に「年男」と書いて、後楽園ホールから2020年の主役を宣言したGHCヘビー級王者・清宮海斗
色紙に「年男」と書いて、後楽園ホールから2020年の主役を宣言したGHCヘビー級王者・清宮海斗

 新年から東京ドームシティが熱い。4日と5日は、新日本プロレスが初の東京ドーム2連戦を開催し、同シティ内にある後楽園ホールでは、プロレスリング・ノアが同じ4、5日に2連戦を仕掛け、“プロレス祭り”となる。子(ね)年の年男となるノアのGHCヘビー級チャンピオン・清宮海斗(23)が、ホールからドームへ宣戦布告。最年少王者として新年を迎えた若きエースに2020年の誓いを聞いた。(酒井 隆之)

 若き王者・清宮は、4日に開催されるノアの「後楽園ホールDay1 NEW SUNRISE」で、元王者の潮崎豪(37)を相手に7度目の防衛戦を行う。リングで戦うのは挑戦者だけではない。東京ドームで興行を打つ業界の盟主・新日本を見据えている。

 「やっと勝負できる時が来たなって感じです」。1000人規模のホールと4万人興行のドームでは、スケールが違うが、試合内容で勝負する。

 一昨年12月に史上最年少の22歳でGHCヘビー級王座を奪取した清宮は、大みそかにエディオンアリーナ大阪で開催されたWRESTLE―1のオールスター戦「WONDER CARNIVAL」でメインイベントを務め、王者として2度目の越年。日本の3大ヘビー級タイトル(IWGP、三冠、GHC)の王者として24歳の年男イヤーを迎えるのは、04年の中邑真輔(現WWEインターコンチネンタル王者)に続く史上2人目の快進撃だ。

 ノアの創始者でGHC初代王者の三沢光晴さん(享年46)の時代にはノアも東京ドーム大会を開催していた。「前回の年男(12歳)の時は三沢さんに憧れていたただのファンでした」。たまたまレンタルビデオ店で手に取ったGHC初代王座決定戦(01年、三沢・高山善廣戦)を見てプロレス愛に目覚めた。

 三沢さんは09年に試合中の事故で急死。ノアは新日本の鈴木軍と抗争することでピンチをしのいだ。清宮がノアに入門した15年はその頃だ。「鈴木軍が来ていたし、ライオンズゲート(若手の登竜門大会)とか新日本さんと関わりが結構ありました。若手同士で当たったりして、向こうの団体には負けたくないという気持ちはずっと持ってましたね」

 三沢さん没後にデビューした選手による初戴冠を機に、団体は本格的に脱・三沢を明確にし、昨年3月に、三沢さんのイメージカラーだったエメラルドグリーンのマットを封印した。

 「会社的に思い切った決断に出たんだなと思いました。自分がチャンピオンとして、しっかりそこを理解して自分の世界を創り出していかなきゃいけないなと思ってます。まだ若いとか、そんなこと考えてたらこの先、自分が団体を引っ張ることはできないですからね」。エースの自覚が試される新春決戦となる。

 ◆清宮 海斗(きよみや・かいと)1996年7月17日、さいたま市生まれ。23歳。2015年、高校卒業後にノア入門。同12月9日、デビュー(熊野準戦)。カナダ遠征を経て、18年4月29日、潮崎豪との“ゴーカイ”コンビでGHCタッグ王座奪取。同12月16日に横浜文化体育館で杉浦貴を破り、史上最年少22歳でGHCヘビー級王者に。180センチ、98キロ。得意技は、タイガースープレックス、ドロップキック。血液型AB。

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