【箱根駅伝】東海大、往路4位も…連覇へ両角監督「ドラマは最後に待っているかも」

4位でゴールした東海大5区・西田(中)
4位でゴールした東海大5区・西田(中)

◆報知新聞社後援 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(2日、東京・読売新聞東京本社前―芦ノ湖、5区間=107.5キロ)

 前回総合王者の東海大も5時間24分38秒で4位。連覇を目指し、復路で青学大との3分22秒差逆転に挑む。

 東海大の2連覇へ黄信号がともった。首位とは3分22秒差。全員が区間1ケタ順位の安定感を見せたが、青学大はさらに上を行った。首位と「70秒差」を逆転のボーダーラインにしていた両角速(もろずみ・はやし)監督(53)も「ミスらしいミスはなかったが爆発力に欠けた。青学さんが(速く)走りすぎた。(4区区間新の)吉田君にはお手上げですね」と結果を受け入れた。

 往路に投入した塩沢、名取、西田の“3年生3本柱”のうち、2人がアクシデントと闘っていた。昨年11月の全日本駅伝でMVPを獲得した4区の名取はアキレス腱(けん)を痛め練習が不十分。指揮官も「いい状態ではなかった」というが、区間2位で粘った。2年連続5区の西田は、1週間前に38・6度の発熱。両足アキレス腱も痛め、走ることができたのは元日だった。10キロ過ぎから顔をしかめ、体は限界に。それでも「仲間とやってきたことを信じよう」と指揮官の言葉を胸にゴールへ。「下りきってから意識がない」。最後は気持ちだけで走った。

 前回は復路を首位と1分14秒差から8区で逆転し優勝。今年は10区での逆転Vを描いている指揮官は「(10区までに)1分くらい縮めてくれれば希望は持てる」。右太もも裏痛と左恥骨結合炎から復活した主将・館沢亨次(4年)を6区で起用する可能性を示唆し「ドラマは最後に待っているかも」と不敵に笑った。(小林 玲花)

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