清水桜が丘高サッカー部新春恒例の「初蹴り」が2日、同校グラウンドで行われた。元日本代表GKの川口能活氏(44)、J3藤枝のDF秋本倫孝(37)、J1仙台の平岡康裕(33)ら多数のOBと現役部員ら関係者約500人が集まった。
現役対OBのミニゲームなど、約3時間に渡って熱戦が繰り広げられた。川口氏はFWに入って奮闘。鋭いパスを披露した秋本も「母校でスタートできるのは気持ちがいい」と笑顔を見せた。
藤枝は昨季シーズン終盤まで2位に付けながら最終順位は3位。秋本は「去年の最後は悔しかった。今年はJ3で優勝したい」と新年の誓いを立てた。チームには牧之原市出身で、元清水のMF枝村匠馬(33)も加入する。「心強い。一緒にチームを強くして静岡、藤枝を盛り上げていきたい」と秋本。ベテランタッグ結成で目標にまい進していく。(武藤 瑞基)