【箱根駅伝】令和最初のタスキリレー、1区区間賞の創価大・米満が“Become A Legend”

1区の区間賞を獲得した創価大の米満玲
1区の区間賞を獲得した創価大の米満玲

◆報知新聞社後援 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(2日、東京・読売新聞東京本社前―芦ノ湖、5区間=107.5キロ)

 3年ぶり3回目の出場の創価大の米満怜(4年)が1時間1分12秒(記録はすべて速報値)で区間賞を獲得した。佐藤悠基(東海大)の区間記録に6秒まで迫る歴代2位の好記録。チーム史上、初めて首位に立ち、歴史的快挙を成し遂げた。

 1区歴代2位の好タイムをたたき出し、「自分がやってきたことは間違いなかった」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 前々回大会は思うような走りができずに、「何か変えようと思った」。昨年2月、帰省の際に空港で購入した著書に書いてあった、ウサイン・ボルト氏の「Become A Legend(伝説になる)」という言葉に刺激を受け、「記録とかを意識せずに競技に取り組んでいることを知って、僕もそうしようと思った。この1年間、大学駅伝の中でも、大学内でも『伝説になる』ことを意識して走ってきた」と意識改革で結果を出した。

 令和最初の箱根路で一番にタスキをつなぎ、大学初の区間賞。「伝説には、大学の中ではなれたかな。よかったです」と笑顔を見せた。

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