桐生祥秀が結婚発表 五輪イヤー元日にYouTubeで報告 お相手は一般女性

桐生祥秀
桐生祥秀
近年結婚を発表した五輪競技の著名アスリート
近年結婚を発表した五輪競技の著名アスリート

 陸上男子100メートルで、2017年に日本初の9秒台をマークした桐生祥秀(24)=日本生命=が、“五輪イヤー婚”を決断したことが分かった。1日未明、YouTubeで発表した。お相手は一般女性で、元日に婚姻届を提出したことを報告した。2020年東京五輪イヤーの幕開けに、生涯の伴侶を得るという最高の船出。頼もしい支えを背に、五輪本大会では400メートルリレー金メダル&100メートルで日本勢史上2人目の決勝進出を目指す。

 9秒台スプリンターの勝負の一年が、祝福の中で幕を開ける。昨年12月15日に24歳を迎えた桐生が、結婚を決めたことが明らかになった。会社員の一般女性が相手で、早ければ新年がスタートする元日にも婚姻届を提出する見通し。複数の関係者によると、周囲には結婚の報告をしているという。

 桐生は、東洋大4年時の日本学生対校選手権(17年9月9日、福井)で、日本初となる100メートル9秒台となる9秒98の日本新記録(当時)を樹立。大学卒業後の18年シーズンからは日本生命と契約し、東洋大を拠点に実質的なプロ選手として活動している。社会人になって以降は本格的に自炊を始めるなど、食事への意識も高まっているが、さまざまな場面で新妻の支えを受けられることは競技面にも追い風となりそうだ。

 身一つで結果を出し、日本生命の看板を背負う立場だ。勝負をかける東京五輪でまず掲げるのは、男子400メートルリレーでの史上初の金メダル獲得だ。前回16年リオ大会は第3走者として銀メダルに貢献。その後も17年ロンドン、19年ドーハの世陸2大会連続で銅メダル。ドーハでは、リオ五輪決勝でマークした記録を0秒17上回る37秒43の日本新も出した。米国、英国など強敵がそろうが、「個の走力を上げれば、金メダルも見えなくない」と見据えている。

 個の走力が直結するのが、個人種目の100メートルになる。前回大会は10秒23で予選敗退し、雪辱を期す今大会。ドーハ世陸では準決勝まで進み、大舞台でも力を発揮する走りを手にしつつある。男子100メートルで決勝に進んだ日本人は、1932年ロス五輪6位の吉岡隆徳氏だけ。“暁の超特急”以来88年ぶりのファイナリスト入りが、もう一つの大目標だ。

 20年シーズンは、2月のオーストラリア合宿で本格始動予定。調整が順調なら、3月に当地で行われる大会で五輪イヤー初戦を迎えることになる。桐生は100メートルの参加標準記録(10秒05)を既に突破済みで、6月の日本選手権(大阪)で3位以内に入れば代表内定。生涯の伴侶とともに、完全燃焼のシーズンを歩み出す。

 ◆桐生 祥秀(きりゅう・よしひで)1995年12月15日、滋賀・彦根市生まれ。24歳。彦根南中1年で陸上を始める。京都・洛南高3年時、織田記念で当時の日本歴代2位となる10秒01をマークして脚光を浴びる。14年に東洋大へ進み、土江寛裕コーチに師事。卒業後も指導を仰いでいる。100メートルの自己ベストは日本歴代2位の9秒98、200メートルは20秒39。176センチ、70キロ。

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