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菜七子騎手、2020年は「G1を勝ちたい」 昨年はコパノキッキングでG1初騎乗5着

G1制覇への気持ちが強くなった菜七子の2020年から目が離せない
G1制覇への気持ちが強くなった菜七子の2020年から目が離せない

 JRA唯一の女性騎手として存在感を増しつつある藤田菜七子騎手(22)=美浦・根本厩舎=が、デビュー5年目の決意として「G1を勝ちたい」と強い意志を示した。4年目の昨年は自己最多の43勝をマーク。初めて参戦したG1騎乗の経験から、さらなる夢を膨らませた。

 デビューから5年目の2020年。JRAの女性騎手として前人未到の道を切り開いてきた22歳が、東京五輪イヤーを“菜七子イヤー”に染め上げる。「たくさん勝てる年に。さらに勝ち星を増やしたいです」と新年の誓いを新たにする。

 経験とともに、特に意識が強くなったのはG1に対する思いだった。昨年2月のフェブラリーSはコパノキッキングとのコンビで、JRA所属の女性騎手として初のG1騎乗を実現。自身も最も記憶に残るレースとして挙げた。

 「デビュー当初よりは今の方がG1を勝ちたいという気持ちが大きくなっています」

 今までに味わったことのない盛り上がりと緊張感…。G1初体験で5着に健闘すれば、交流G1のJBCスプリントは首差2着とあと一歩まで迫り、勝利へ対する強い欲求が芽生えた。「ずっと憧れていた舞台でした。大きなレース、G1を勝ちたいという気持ちでジョッキーになりましたので」と原点に戻る心境で目を輝かせた。

 G1騎乗に導いてくれたコパノキッキングとは、10月の東京盃で交流重賞初制覇を飾り、12月のカペラSではJRA所属の女性騎手初の重賞制覇を達成。自身と共に新たな歴史を作ってきただけに、さらなる高みを目指すのは自然な流れなのかもしれない。

 その前には20年の初仕事も待っている。昨年12月にはJRA所属馬で通算100勝(中央90勝、地方10勝)を達成。平場での減量恩恵(▲3キロ減→◇2キロ減)が消える見習騎手卒業まであと「1」と迫っていたが、終盤に足踏みが続いた。「次の一勝を目指して一鞍一鞍を騎乗することに変わりはないですし、減量に関しては気持ちの変化はないです」

 様々な記録をクリアしてきた菜七子にとって、20年は自然とハードルが高くなる。「次の一勝、目の前の一勝をつかむために、一生懸命でありつづけたいですし、それを積み重ねていって、19年よりもたくさん数を勝ちたい。その中で大きなレースも勝つことができればいいなと思います」。進化する菜七子が昨年以上に多くの競馬ファンに勝利とスマイルを届ける。(恩田 諭)

 ◆藤田 菜七子(ふじた・ななこ)1997年8月9日、茨城県生まれ。22歳。美浦・根本康広厩舎所属。16年3月3日、地方の川崎で騎手デビュー。JRAの初勝利は同4月10日の福島で達成。JRA通算90勝。地方交流通算10勝。身長157.4センチ、体重45.6キロ。血液型A。

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