J2ヴァンフォーレ甲府が、今季J1王者の横浜MからMF泉沢仁(28)を期限付き移籍で獲得することが28日、分かった。泉沢は、大宮、G大阪、東京Vを経て6月にポーランドのポゴンシュチェチンから横浜M入り。今季のリーグ戦出場はなかった。165センチと小柄ながら、切れ味鋭いドリブルが武器の突破力に定評があるアタッカーだ。
甲府は、今季J2得点ランク4位でチームトップの20点(40試合)を挙げたエースFWピーター・ウタカ(35)、主に1トップ後方に位置するシャドーを務め、30試合でチーム3位タイの6得点だったMF曽根田穣(25)がともにJ2京都へ移籍。同6得点のMF佐藤和弘(29)のJ1大分移籍も決定的で、攻撃陣の強化が急務となっていた。
ここまでJ1通算70試合5得点、J2通算58試合10得点を記録し、一人で局面を打開できる泉沢が加わることは大きい。
また、正守護神のGK河田晃兵(32)との契約更新も確実となった。