本田四段が棋王挑戦 史上初の「棋戦初参加」でタイトル挑戦

スポーツ報知
タイトル挑戦を決めた本田奎新五段

 将棋の第45期棋王戦挑戦者決定2番勝負第2局が27日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、後手の本田奎(けい)四段(22)が106手で佐々木大地五段(24)に勝ち、初のタイトル挑戦を決めた。来年2月1日に開幕する5番勝負で渡辺明棋王(35)=王将、棋聖=に挑む。同日付で規定により五段に昇段した。

 昨年10月デビューの本田は棋王戦初参加。史上初の「当該棋戦初参加」でのタイトル挑戦を成し遂げた。さらに四段昇段からタイトル挑戦までの史上2番目にスピード記録にもなり、直後は「記録として残るならうれしいです。ここまでやれるとは思わなかったので結果を残せてうれしいです」と淡々と語った。

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