【広島】菊池涼がメジャー移籍せず残留「来年からまたよろしくお願いします」東京五輪出場も可能

広島・菊池涼介
広島・菊池涼介

 ポスティングシステムでの米大リーグ移籍を目指していた菊池涼介内野手(29)が27日、マツダスタジアムで会見を開き、来季も広島に残留すると表明した。「ポスティングを認めてもらって、残りわずかな時間となりましたが、本日、カープ球団と残留の交渉をいたしまして、残留することを決めました。ファンの皆様また来年からよろしくお願いします」と自ら切り出した。複数年契約となる。

 菊池は昨年12月の契約更改交渉で球団に米大リーグ挑戦を直訴した。今年11月8日に容認され、12月3日に申請手続きが完了。来年1月2日午後5時(日本時間3日午前7時)だった交渉期限まで1週間を切り、来季も広島でプレーすることを選んだ。

 今季は138試合に出場し、打率2割6分1厘、13本塁打、48打点をマーク。7年連続7度目となるゴールデングラブ賞も受賞した。プレミア12ではベストナインに輝くなど、稲葉ジャパンの世界一に大きく貢献。広島に残留することで「オリンピックはみんなが出たいと思っているのでは。そりゃ(自分も)出たいですよね」と話していた東京五輪出場も現実味を帯びてきた。

 「本当に自分の夢を実現しようと動いてくれたカープ球団にはすごく感謝しています。その中でFA市場の動きが遅いこともあり、この状況が続くのであればやはり僕の思いをくんで、快く出してくれたカープ球団に早く伝えた方がいいなという決断に到りました」とカープ愛を強調していた。

 ◇菊池 涼介(きくち・りょうすけ)1990年3月11日、東京都生まれ。29歳。武蔵工大二(現・東京都市大塩尻)高では甲子園出場なし。中京学院大2年時に所属リーグで3冠王。2011年ドラフト2位で広島入団。13年から7年連続でゴールデン・グラブ賞受賞。16年に最多安打、17年にベストナイン。通算成績は打率2割7分1厘、1117安打、85本塁打、379打点、107盗塁。17年WBC日本代表。171センチ、72キロ。右投右打。独身。

 ◇菊池涼の経過

 ▼2018年12月21日 契約更改交渉に臨み、米挑戦を直訴。「来年、国内FA。野球をやっている以上、トップレベルでやりたい」と表明。

 ▼19年11月8日 広島がポスティングシステムによるメジャー移籍を容認すると発表。

 ▼同28日 ゴールデン・グラブ賞の受賞会見に出席。「先の話だし、何とも言えないが、そりゃ(五輪に)出たい」と東京五輪への思いを告白。

 ▼12月3日 ポスティングシステムの申請手続きが完了。

 ▼同10日 代理人のシール氏がウィンターミーティングで菊池が米国で自主トレしていることを公表。また数球団が興味を持っていると明かす。

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