J1ベガルタ仙台のDF大岩一貴(30)が湘南への移籍が濃厚であることが26日、分かった。今季主将を務めた大岩は、Jリーグ優秀選手賞に選ばれたDFシマオマテ(31)の台頭などもあり、仙台4年目の今季、出場は自身最少の17試合(先発は10試合)にとどまっていた。新天地で再びレギュラー定着を目指す。
2016年にJ2千葉から加入した大岩は、18年までの3シーズン、不動のレギュラーとして仙台で奮闘した。対人の強さとスピードを武器にし、CBを主戦場に活躍。ピッチで締まりのある雰囲気をつくるリーダーシップも発揮してきた。来季新たな活躍の場を求める大岩にはJ1複数クラブからオファーが届いたが、最終的に湘南の熱意に応えた。湘南はCBのレギュラーで今季リーグ31試合出場のDF山根視来(26)が来季川崎に移籍。DFの新たな主力候補として更なる活躍が期待される。