ロッテの荻野貴司外野手(34)が25日、ZOZOマリンで契約更改交渉に挑み、3300万円増の7800万円、単年契約でサインした。
10年目の今季は自己最多の125試合に出場し、160安打、10本塁打、46打点、28盗塁とキャリアハイの成績を残した。10月には自身初となるゴールデン・グラブ賞、ベストナインにも選出され、「できすぎたかな。最後負けはしたけど、1年通してケガなかったのが一番大きい」と今シーズンを振り返った。
また10月には今季獲得した国内FA権を行使せず残留を決めた。来季はFA加入した福田秀平外野手(30)との外野手争いが激しくなるが「センターにこだわっているわけじゃない」と荻野。井口監督は福田を2番で起用するプランを明かしており、「投手も福田選手に集中すると思うので、僕が走ることで福田選手を助けられる」とロッテのリードオフマンは来季の1、2番起用に意欲を見せた。