競輪S級の若松孝之が現役を引退「得たものは多かったので第二の人生で生かしていきたい」

伊東競輪1Rを最後に引退した若松孝之
伊東競輪1Rを最後に引退した若松孝之

 競輪S級の若松孝之(30)=三重・96期=が24日、この日に最終日を迎えた伊東競輪開設69周年記念G3「椿賞争奪戦」1Rを最後に現役を引退することを明かした。日本競輪学校(現・日本競輪選手養成所)96期生として、2009年7月に富山でデビュー(3、4、5着)。ビッグレースへの出場はかなわなかったが、追い込み選手として通算127勝を積み重ねた。

 近しい先輩らには事前に伝えていたものの、今開催に同じく出走して他地区の同期2人(東龍之介、松尾透)にはこの日の朝に打ち明けた。レース後に、ねぎらいの言葉をかけられた若松は「精鋭ぞろいの96期のなか、僕はS級に上がるまでも時間がかかったし、それなりにやっていたつもりだが、足りなかった部分もあった。S級に上がって初めての1着が地元の四日市で決勝にも行けたのが思い出にある。あの時がピークだったのかな(笑い)。A級に落ちた時とか、流れをものにできなかったり、悔いしか残っていないかも」

 引退の理由は、奥さんの実家の仕事(土木建築関係)を継ぐため。「こんなに早く辞めるつもりはなかったので、やり切れた訳でもない。ゆくゆくはという話が以前からあって、自分の中では早くても(引退は)40歳くらいかなと思っていたが、その時期が早まった。仕事を覚える期間とかもあるので。選手を辞めるのは早いと思うが、新しい仕事を始めるには遅いくらいかもしれない。でも、何をするにも遅いということは無いと思うので。競輪選手として得たものは多かったので、第二の人生で生かしていきたい」と目に涙を浮かべながら思いを口にした。

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