【巨人】原監督、不動のG打線カギは1番と5番打者確立…徳光和夫さんと対談

徳光アナウンサー(左)とポーズをとる原監督
徳光アナウンサー(左)とポーズをとる原監督

 巨人・原辰徳監督(61)が、打順の固定を来季のチーム作りの第一歩と示した。このほど、都内で徳光和夫さん(78)と「ラジオ日本新春スポーツスペシャル 徳さん×原監督 ジャイアンツ ビクトリーロード」の収録に臨み、今季、指名打者を起用した試合を含めて113通り組んだ打順を、半数以下の40~50通りにすることを理想に掲げた。カギに1番と5番打者の確立を挙げ、20年シーズンは「スタメンを考えなくてもいいような」チームにする。

 徳光さんがG党の総意としてぶつけた質問に、原監督は自信に満ちた笑みで答えていった。現段階で描く、20年の理想のチームとは。スタメンをいじる必要がないくらい、固められるメンバーをそろえることだった。

 「スタメンを考えなくてもいいような、一人一人がのれんを下げて野球をやる選手が何人いるか。(打順の)オーダーが40~50通りにくらいになったらね。それが安定したチームです。理想を言いなさいというのであれば、そういうチームを作りたい」

 今季、4年ぶりに指揮官復帰を果たした原監督は若手の積極起用や、大胆な配置転換など機を見た采配で5年ぶりにリーグを制した。そのため、1軍で起用した選手は球団史上最多となる60人。レギュラーシーズンで組んだ打順は113通り、交流戦9試合でのDHを除いても104通りを数えた。それを半数以下にできることを求めている。そのカギとなるのが、1番&5番を務められる打者の台頭だ。

 「1番、5番が固まるとかなり重量打線になる。坂本、丸、岡本、ここらへんは“鉄板”ですよ。そこで、じゃあ4番を守る、フォローする5番が大事ですね。1番はその前にいるのだから、いい選手が入ると3人の厚みがさらに増すわけですね」

 今季の打線の肝となった2番・坂本、3番・丸、4番・岡本には絶対の信頼を寄せる。その後ろを打つ5番の筆頭は新外国人パーラだ。では1番は。原監督は描くイメージを明かした。

 「やっぱり出塁率はもちろんですけど、ある程度は迫力のある人を置きたいですね。相手投手が『どうせ打てても単打くらいだろ』ってな感じで思われる1番は嫌ですね」

 今季中には「大事なフロントページ」と表し、相手になめられない存在感を切り込み役に求める。今季、72試合で1番に座った亀井はその理想像に合致するが、新たな戦力の台頭が、チームの底上げにつながる。

 「もちろん候補ではあるけど、亀井が6番とか7番で打てる打線を組むことの方が、チームとして幅が出る。(新しい誰かが)出てこいというところはあります」

 原監督は吉川尚、重信らの名前を挙げ、期待を込めた。スタメン表を前にして、頭を悩ませる時間が短くなるよう、チームの成熟を進めていく。(西村 茂展)

 ◆ラジオ日本で元日午前放送

 今回のラジオ日本の収録で原監督は、徳光和夫さんに、現在の胸中を惜しげもなく披露した。5年ぶりにリーグ優勝を成し遂げた19年のシーズンを振り返った当時の心境から、元木ヘッド、石井野手総合コーチら新しいコーチングスタッフに期待する点、さらには東京五輪への期待から自身の正月の過ごし方まで明かした。来年1月1日午前10~11時に放送予定。

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