【中日】大島、初打撃タイトルの裏に禁酒…来年はリーグVの美酒に酔って

9月30日の阪神戦での中日・大島
9月30日の阪神戦での中日・大島

 中日・大島は充実感に満ちていた。シーズン最終戦となった9月30日の阪神戦(甲子園)。この試合は無安打に終わったものの、174安打でプロ10年目で初の打撃タイトルとなる最多安打を確定させた。「やっと取れたなという気持ち。最後に上に立ててよかった。とにかく試合に出続けることが大事だと思ってやってきた」。ビシエドとともに全試合に出場。プロ10年間で100試合以下は1シーズン(11年)のみという頑強な肉体が、何よりの強みだ。

 その肉体を維持するため、今季は酒を断った。福田が証言する。「シーズン前のロッカーで(席が隣の)大島さんと『禁酒しようか…』と会話をして一緒に始めた。それが良かったかは分からないが、結果的に大島さんもタイトルを取り、僕も後半戦は結果が出た。(大野)雄大もしてたんですよね? 禁酒効果があったかもしれないです」

 ともに禁酒を誓った福田は9月の月間MVPに輝き、自己最多タイの18本塁打と開花。大野雄は昨季の0勝からノーヒットノーランを含む9勝と復活し、最優秀防御率のタイトルも獲得してエースに返り咲いた。

 禁酒だけではない。週末になれば岐阜の治療院へ向かいメンテナンス。1月の古巣・日本生命での自主トレでは、高橋らと汗を流し厳しいメニューで自分を追い込んで準備した。残り558本に迫る2000安打に向けて「目標に掲げていいところにきた。40歳までレギュラーでバリバリやりたい」と意欲満々だ。

 余談だが、禁酒ダービーを“完走”した大島と福田は最終戦の夜、大阪の街で2人でビールを流し込んだ。来年はリーグVの美酒に酔ってほしい。(中日担当・長尾 隆広)

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