聖光学院・三原力亜「夢はプロ」 チームメートの佐藤楓真と仙台大進学

仙台大に進学する聖光学院・三原(右)と佐藤
仙台大に進学する聖光学院・三原(右)と佐藤

 13年連続で夏の甲子園に出場した聖光学院(福島)の三原力亜外野手と佐藤楓真投手(ともに3年)が仙台六大学・仙台大に進むことが、20日までに分かった。三原は家族の思いも背負ってプレーすると意欲。佐藤は高校では届かなかったエースの座をつかむため、実力をつけていく。

 リーグ戦で常に優勝争いを繰り広げる強豪で、4年間腕を磨く。「通用するのかな、と思うけど全力でやるだけ」と聖光学院・三原が意気込みを語った。今夏の甲子園は1回戦・海星戦(2●3)に4番・中堅で出場。だが甲子園を終えた後、「野球は続けないと(スタッフには)伝えていた」と辞めるつもりでいたのだ。

 今年7月、母・ふみ恵さんが病気を患って現在も闘病中。家族のことを思っての“区切り”だった。だが、チームトップ級の身体能力を持ち、将来性は抜群なだけに周囲から慰留された。三原も「両親やチームスタッフから、大学で勝負して欲しいと言ってもらえた」と進学を決意した。寮には入らず、福島市内の自宅から通いながらレギュラー奪取を目指す。

 野球を続けられるのならば、目指すはプロしかない。「中途半端にやっては申し訳ない。やる以上、夢はプロ」。昨年日本一になった東北福祉大など、リーグ戦ライバル校のエース級を打ち崩すだけの実力をつければ道は開けてくるはずだ。思いを新たに、全力でプレーする。(有吉 広紀)

 ◆三原 力亜(みはら・りきあ)2001年4月11日、福島県生まれ。18歳。小4で野球を始め、福島二中では福島シニアに所属。聖光学院では2年秋に初のベンチ入り、3年夏に甲子園出場。180センチ、78キロ。右投右打。家族は両親と姉、祖父母。

 ◆佐藤、エースへ目標「145キロ」

 大学でこそエースになる。13連覇した福島大会は3試合に投げたが、背番号10をつけた甲子園は登板機会はなく、初戦敗退。最後に悔しさが残った。聖光学院・佐藤は「まずは145キロが目標。全体的に体作りやキレを高めていきたい」と、自己最速140キロの更新とレベルアップを誓った。

 仙台大には来年のドラフト上位候補である152キロ右腕・宇田川優希投手ら力のある投手がそろう。「聖光でも見て学ぶことが多くあった。ここで教わってきたことを生かして、いいところを吸収して、努力を忘れずにやっていく」と力強く語った佐藤。福島での経験を糧に、杜の都でチームを背負う投手になる。

 ◆佐藤 楓真(さとう・ふうま)2001年5月9日、福島県生まれ。18歳。小2で野球を始め、梁川中では軟式野球部に所属。聖光学院では2年秋に初のベンチ入り、3年夏に甲子園出場。172センチ、75キロ。右投右打。家族は両親と弟、妹、祖父母。

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