五輪マラソンは選手にも札幌にも優しい?変則コース

マラソン強化戦略プロジェクトリーダー・瀬古利彦氏
マラソン強化戦略プロジェクトリーダー・瀬古利彦氏

 札幌開催に変更された東京五輪のマラソンコースが19日、大会組織委から発表された。前半は市中心部の約20キロのコースを1周で決定済みだったが、未定だった後半は約10キロのコースを2周する変則案で決着。高低差も少なく、選手にも地元にも優しいコース設定となった。

 移転問題が持ち上がってから2か月、マラソンのコースを巡る問題がようやく決着した。前半は市の中心部約20キロを1周し、後半はその北半分の約10キロを2周するという変則3周案で大会組織委、IOC、ワールドアスレチックス(世界陸連)が合意した。

 コース選定において議論されたのは主に3点。〈1〉メディカルステーションや給水所が効率的に設定でき、安心、安全にレースできる〈2〉地元が今後も活用でき、なおかつ幹線道路への影響が小さい〈3〉既存のものを生かし短期間で準備できること、だった。

 その結果、新旧の北海道マラソンのコースにほぼ重なり、蓄積されたノウハウを生かせるルートでまとまった。また、ほとんど坂もないため、好記録も望めそうだ。

 調整にあたってきた森泰夫・大会運営局次長は「これだけの短期間で理解を得ながら確定できたのはよかった。大会後の活用も含め、素晴らしいコースになった」と、手応えを口にした。マラソンは、女子が2020年8月8日、男子が9日でともに午前7時にスタートする。

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