池江璃花子、退院を報告「24年パリ」「メダル」

退院を報告した池江璃花子(本人のインスタグラムから)@ikee.rikako
退院を報告した池江璃花子(本人のインスタグラムから)@ikee.rikako

 白血病で闘病している競泳女子の池江璃花子(19)=ルネサンス=が17日、自身の公式サイト、SNSを更新し、退院を報告した。この日午後6時に直筆メッセージをアップ。「2月から入院生活をし、約10ケ月の月日が経ちこの度退院することができました」と、周囲の感謝や率直な思いをつづった。

 所属事務所の説明によると、2月の入院後の検査で急性リンパ性白血病と診断された。当初は化学療法による治療を行ったが、合併症を併発したため継続が困難になり、造血幹細胞移植を行った。その後寛解状態を維持し、体調も安定したことで退院に至ったという。

 最大の目標としてきた東京五輪を目の前にしての病。これまで諦めない気持ちも明らかにしてきたが「オリンピックについてですが、2024年のパリ五輪出場、メダル獲得という目標で頑張っていきたい」と、今回の挑戦は見送り、5年後の大舞台を目指す意向を示した。

 プールに戻る時期は未定だが、それまでは基礎体力をつけながら陸上トレを行っていく予定。入院前の専属だった三木二郎コーチとは、三木氏のルネサンス退社を機に契約解消したことも明かされた。

 ◆心強いし喜ばしい

 日本代表・平井伯昌ヘッドコーチ「水泳のみならず、生活も制限されていたと思うので、まずは焦らずに基礎体力を戻してほしい。現場としては、戻ってきてくれるのは大歓迎。心強いし、喜ばしいこと」

 ◆19年の池江

 ▽1月13日 三菱養和スプリント競技大会でシーズン初戦。得意の100メートルバタフライのみの出場で1分0秒41(自己ベスト56秒08)。

 ▽2月8日 豪州合宿で調子が上がらず、現地での検査を経てこの日、羽田空港に帰国。夜には病院で検査を受け、白血病が判明しそのまま入院。

 ▽同12日 病名が白血病であることを自身のツイッターで公表。本格的な治療を開始。

 ▽3月6日 ツイッターで「思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです」と闘病の厳しさを明かす。

 ▽同13日 ツイッターで東京五輪について「まだまだ諦めないぞー!」。

 ▽4月8日 日大スポーツ科学部に入学し、水泳部に入部したと所属するマネジメント会社が発表した。同日の入学式は欠席。

 ▽5月8日 公式ホームページを立ち上げ、直筆のメッセージを公開。「最後まで頑張りたい、負けたくないという気持ちがこみ上がってきます」

 ▽6月5日 一時退院したことを報告し近影を公開した。

 ▽7月4日 インスタグラムで19歳の誕生日を報告した。

 ▽9月6日 都内で行われた日本学生選手権(インカレ)で所属する日大の応援に訪れ231日ぶりに公の場に姿を現した。

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