花巻東・野中大輔、東北学院大でロッテ佐々木に負けない成長を

グラウンドを背にポーズを取る花巻東・野中
グラウンドを背にポーズを取る花巻東・野中

 花巻東(岩手)の一員として今夏の甲子園で登板した野中大輔投手(3年)が、仙台六大学・東北学院大に進学することが17日までに分かった。ロッテ1位指名の大船渡・佐々木朗希投手(3年)と同じ大船渡一中出身で、佐々木に負けじと4年間力をつけていく。また、エースだった西舘勇陽投手(3年)は東都大学・中大に、主将を務めていた中村勇真外野手(3年)は関西学生・同志社大に進む。

 大学4年間で朗希よりも成長してみせる。3年前は同じ大船渡一中で戦っていた佐々木が、ドラフト会議でロッテ1位指名。花巻東・野中は「すごいですね」と素直に驚くが、「自分の意識次第。頑張って技術アップに努めていければいい」と東北学院大での意気込みを語った。

 地道に歩んできた高校3年間だった。当初は周りのレベルの高さに不安を感じたというが、筋トレや食トレなど体作りを中心に努力を重ね、2年秋からベンチ入り。今夏の甲子園1回戦・鳴門戦で3―9の9回から登板し、2安打1失点だった。入学時から体重は13キロ増の73キロ、最速も119キロから136キロにアップ。「1日1日無駄にせず、目標をクリアしていけばいい」と花巻東で学んだことを続けていく。

 佐々木とは昨冬、地元に戻った際に顔を合わせたくらいで、最近は連絡を取っていないという。「被災地に元気を与えたい気持ちは忘れず持っている」。戦う舞台は違っても、ともに大船渡に届くくらいの活躍をしてみせる。(有吉 広紀)

 ◆野中 大輔(のなか・だいすけ)2001年4月20日、岩手県生まれ。18歳。小3で野球を始め、大船渡一中では軟式野球部に所属。花巻東では2年秋に初のベンチ入り、3年夏に甲子園出場。178センチ、73キロ。右投右打。家族は両親と兄。

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