「やっぱり大作戦」で箱根V奪還狙う青学大「スクラム大作戦」も候補だった?

壮行会に出席し、来年の箱根駅伝に向けて抱負を話す青学大・鈴木主将(右は原監督)
壮行会に出席し、来年の箱根駅伝に向けて抱負を話す青学大・鈴木主将(右は原監督)

 第96回箱根駅伝(来年1月2、3日)で、2年ぶり5度目の優勝を狙う青学大が16日、東京・渋谷区の青山キャンパス内のガウチャー記念礼拝堂前で壮行会を行った。

 15年「ワクワク大作戦」、16年「ハッピー大作戦」、17年「サンキュー大作戦」、18年「ハーモニー大作戦」を大成功させて4連覇を果たしたが、「ゴーゴー大作戦」を掲げた前回は東海大に屈し、2位惜敗。2年ぶりの箱根王座奪回を狙う今回、原晋監督(52)は「やっぱり大作戦」を発令した。「終わってみれば『やっぱり青山学院は強かった』『やっぱり青山学院を応援して良かった』と皆さんに言ってもらいたい。やっぱり大作戦、必ず大成功させます!」と叫ぶように訴えると、1000人以上も集まった学生、付属の高校生、教員、職員から大歓声が沸き起こった。

 壮行会の後には、同キャンパス内で会見が行われ、主将の鈴木塁人(4年)が、原監督発案の「やっぱり大作戦」について言及。「チームミーティングで発表された時は、当初、聞いていた作戦と違っていたので、びっくりした。スクラム大作戦とかワンチーム大作戦だと思っていました」と前置きした上で「昨季までの強い先輩が抜けて『やっぱり、青学大は弱くなった』と言われていたが、監督の言う通り、終わってみれば『やっぱり青学大は強かった』と言われたいので、やっぱり大作戦、それしかないと思います」と指揮官のネーミングセンスを持ち上げた。

 3大駅伝恒例となった原監督の「大作戦」シリーズ。「出てこい!駅伝男大作戦」で臨んだ出雲は5位。第2戦の全日本はレースを放送するテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の決めゼリフに乗っかり「私(青学大)失敗しないので大作戦」を発令し、2位。「出雲は50点。全日本は70点。箱根で100点を目指す」と原監督は話す。

 前々回、前回と5区を担った主力の竹石尚人(4年)が左足痛のため、16人登録メンバーから外れたが、原監督はあくまで前向き。12月上旬、千葉・富津市内の合宿中、力強く走る選手たちを見ている時に「やっぱり強い! やっぱり勝てる!」と、ひらめいたという。原監督は、本番ぎりぎりまで竹石の体調を見極めるため、16番目の選手として登録メンバーに入れることも考えていたが、竹石自身が「青学大は16番目の選手も強い。僕を外してください」と直訴したという。主将の鈴木、箱根駅伝未経験ながらも絶好調の吉田祐也、中村友哉ら最上級生が充実。「竹石のために」とチームのムードは高まっている。「学生スポーツはやっぱり4年生が中心。いいチームになった」と指揮官は一転、真面目な表情で話す。

 「やっぱり大作戦」が成功するか、失敗するか。やっぱり注目される。

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