川内、100度目フル完走も7位「生涯で500回走る」

7位でゴールする川内優輝
7位でゴールする川内優輝

◆陸上防府読売マラソン(15日、山口・防府スポーツセンターソルトアリーナ前国道~同陸上競技場=42・195キロ)

 通算100度目のフル完走に挑んだプロランナーの川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保=は2時間14分17秒で7位。大会3連覇を逃しただけでなく、9度目の出場でワースト記録となり「情けない結果。なんでこんなにも走れないのか…。本当に恥ずかしい」と小声で話した。20キロ手前で先頭集団から脱落し「今年を象徴するような悪いレース」。29位に終わったドーハ世界陸上に続き、結果を残せなかった自分を責めた。

 母・美加さんが付き添いを務め、元実業団ランナーの妻・侑子さん(34)は選手として2時間53分29秒で5位に入った。沿道の声援も多かったからこそ、悔しさを隠しきれない。「試行錯誤しながら次へ向かうしかない。来年6~7月にはサブ20(2時間20分切り)100回を達成したい」と、あと6回に迫った大台へと照準を定めた。

 09年別府大分で初マラソンに挑んでから約11年。100戦41勝と驚異の勝率を誇るが「ボストンに80歳で出場するのが夢。生涯で500回は(フルを)走ることになるのかな」と先を見据えた。引退から最も遠いランナーは、どこまでも走り続ける。(太田 涼)

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