「4代目・山の神」候補の国学院大・浦野は小学校時代にNBA八村と“対戦”

山登りの5区で期待が懸かる浦野純平
山登りの5区で期待が懸かる浦野純平

 今季の学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月14日、島根・出雲市)で初優勝した国学院大が13日、東京・渋谷区のキャンパスで、第96回箱根駅伝(来年1月2、3日)に向けて壮行会に臨んだ。出雲駅伝では最終6区で3人を抜き去り、国学院大の3大駅伝初タイトル獲得の立役者となった土方英和主将(4年)は「往路優勝、総合3位という目標をチーム全員で達成します」とあいさつ。その後、土方が針本正行学長(67)から赤紫色に黒の縁取りのタスキを授与されると、約200人の学生、教員らから大きな歓声が上がった。

 前回の箱根駅伝では山上りの5区で浦野雄平(4年)が区間新記録の快走を見せ、往路3位と躍進。復路は12位で総合7位に終わったが、今季は大幅にレベルアップ。前回優勝の東海大、同2位の青学大、同3位の東洋大、同4位の駒大とともに「5強」と呼ばれる。出雲路制覇でさらに勢いは加速。切り札の浦野は「前回の自分のタイムを超えるのは最低限。かみ合えば、かなり狙える」と“山の神”クラスの激走を狙う。

 今井正人(順大)、柏原竜二(東洋大)、神野大地(青学大)に続く「4代目・山の神」候補の浦野。実は、現・米プロバスケットボール協会(NBA)スタープレーヤーの八村塁(21)=ワシントン・ウィザーズ=と“対決”したことがあるという。

 2人は同じ富山県出身で同学年。「小学校の時、野球でチーム同士が1度、対戦しました。当時から、めっちゃデカかったです。頭ひとつつ抜けているので、みんなで『デカイな~』と盛り上がっていました。(実力は)僕も彼も野球を始めたばかりだったので、そんな目立ったものではなかったかな。あと、小学校の英語の先生が彼のお母さんでした」と浦野は八村との思い出を笑顔で語った。

 1920年に第1回大会が行われ、今回、100周年を迎える箱根駅伝の理念は「箱根から世界へ」。すでに「世界」の舞台で大活躍する八村の存在は、浦野にとって、大きな刺激となっている。「彼に関しては別世界ですね。比べちゃダメです。比べられる選手じゃない」と前置きした上で「でも、同じ富山県で同じ年で、僕も頑張らなければ、と思います」と静かに闘志を燃やす。来春の卒業後は実業団の富士通に進む。箱根の山を極めた後、さらに高い山を目指すつもりだ。

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