卓球・伊藤美誠、みんなの支えに感謝…リレーコラム

伊藤美誠
伊藤美誠

 10月のスウェーデンOPからの4大会を通して、自分の実力のベースの部分が上がったなと感じました。たくさん練習してきた中で大会に臨んで、試合後の取材で「相手がすごくうまくて自分の卓球がしづらかったけど、勝つことができました」と話す機会も増えました。ベースが上がったことで余裕を持って戦えるようになったし、まだまだ伸びしろを感じます。

 昨年の途中から母(美乃りさん)が海外のほとんどのプロツアーに来てくれるようになりました。今までは大会中にユニホームを何度も自分で洗濯していましたが、母がやってくれることで睡眠時間が変わりました。炊飯器を持ってきてくれて、ご飯をしっかり食べられるようになったこともパワーになっています。自分がどれだけ試合で力を出し切れるかを一番に考えてくれているので、なるべく早めにお風呂に入って寝るとか、そういったことを前よりもすごく考えるようになりました。

 松崎(太佑)コーチもすごく熱心に接してくれています。対戦相手の動画を何本も見ていて、睡眠時間が心配になるぐらい。試合や練習の時には自分の意見をしっかりぶつけることもできます。ズバズバ言いたいタイプなので、コーチがそれに対して落ち着いて話してくれて、本当に自分に合っているなと感じます。

 いつも3人で行動することが多いですけど、実際はもっとたくさんの人に支えてもらっているなと感じています。コーチの弟の友佑さんにも海外に来てもらってますし、関西卓球アカデミーの王子さん、練習パートナーの方。(所属の)スターツさんやスポンサーの方の支えがあるからこそ、3人で海外に行くこともできています。みんながつながっていて輪になっている感じで、みんなに同じぐらい感謝しています。

 12日から今年最後の国際大会のワールドツアー・グランドファイナルがあります。目標はいつもと変わらず、目の前の1試合を出し切ること。どれだけ実力が上がったかも楽しみながらやっていきたいです。

 ◆伊藤 美誠(いとう・みま)2000年10月21日、静岡・磐田市生まれ。19歳。2歳で卓球を始める。世界選手権は15年シングルス8強、16年団体銀、17年ダブルス銅、18年団体銀、19年ダブルス銀メダル。16年リオ五輪団体戦で史上最年少の15歳300日で銅メダル獲得。18、19年全日本選手権で女子初2年連続3冠。19年11月の世界ランクで自己最高の4位を記録。150センチ、45キロ。

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