【阪神】藤川球児、6000万増の2億円 3年ぶり大台復帰「矢野監督をどうしても男にしたい」

契約更改を終え、笑顔で会見をする藤川
契約更改を終え、笑顔で会見をする藤川

 阪神の藤川球児投手(39)が10日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、6000万円増の2億円でサインした。40歳を迎えるシーズンで、3年ぶりの大台復帰。「(金額は)十分、いただいています。自分の中でもリリーフの成功率がキャリアで一番良かったので」と、白い歯を見せた。

 今季はクローザー奪取を宣言したが、チーム事情からセットアッパーでスタート。4月上旬に志願して2軍降格したが、再昇格してからは力をフルに発揮した。7月下旬に守護神の座をつかみとり、救援失敗ゼロで16セーブを記録。56試合で防御率1・77と、3位での逆転CS進出の原動力になった。

 盟友の存在が来季への励みだ。同学年の松坂の西武入団が決定。藤川は「彼のプロアスリートとしての根性は同級生から見てもずば抜けている。日本シリーズで会いたい」と、真剣勝負の場での再会を熱望した。自身は日米通算250セーブに残り7セーブと迫り、現役選手5人となった松坂世代初の名球会入りが間近。「携わってくれた方のおかげで今がある。達成しなければいけない」と、数少なくなった同世代の最前線で引っ張る覚悟だ。

 ここ数年は常に引き際を考え、一年一年を戦ってきた。「もう1年やろうかというか、矢野監督をどうしても男にしたい思いがあった」。05年以来となるリーグVの先で松坂と再会できれば、最高のシナリオ。不惑を迎えてなお、球児の「火の玉ストレート」は燃え上がる。(小松 真也)

 〇…藤川は交渉の席で選手補強を願い出た。会見では育成の重要性にも理解を示しつつ、「巨人は補強して勝った。セ・リーグは勝つために一番乗りで補強したチームが勝った。育成だけで勝つのは難しい。その時代は1回終わりなのかな」と持論を展開した。

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