松坂、11日西武入団会見 恩師の渡辺元智元監督「限界に挑戦してもらいたい」

松坂大輔
松坂大輔

 中日を自由契約となり、西武に復帰する松坂大輔投手(39)が11日、入団会見に臨む。西武にはRソックスに移籍した06年以来、14年ぶりの復帰。横浜高の元監督で恩師の渡辺元智氏(75)が、古巣で新たな勝負に挑む“平成の怪物”にメッセージを送った。(構成・加藤 弘士)

 松坂の新たなチャレンジを応援したい。現代社会では、スポーツでも仕事でも歯を食いしばって最後まで一つのことをやり抜くというよりも、「思い通りにいかないからやめよう」「かっこ悪いからやめよう」という風潮が強くなっている。そんな中、松坂はボロボロになるまでマウンドに立ち続けようとしている。

 確かに、引き際は大事だ。美しくユニホームを脱ぐのも一つの生き方だろう。しかし、39歳のレジェンドが全盛期のようにはうまくいかない中で、必死に汗を流して頑張ろうとする姿は、目前の壁を乗り越えようとする多くの人々に、強いインパクトを与えると思う。

 松坂には日米の長いキャリアで培った投球術がある。先発ならば、打たせて取る投球で行けるところまで行ってほしい。今の野球では、そんなに長い回を投げ続ける必要はない。西武に大きな足跡を残してきた投手だ。後を担うリリーフ陣も、意気に感じて力投するだろう。

 野球界はもちろんだが、普段は野球を見ない老若男女にも、勇気や感動を発信できるのが松坂という男だ。球団から「もういりません」と言われるまで一生懸命、限界に挑戦してもらいたい。松坂なら、やってくれるんじゃないか。そんな思いで大いに期待したい。

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