馬トク会員募集中!

馬トク指数・外厩入り馬トク出馬表・成績

注目レース:  中山記念G2 阪急杯・G3
全レース出馬表・データ・成績を提供中  中山 阪神 中京

【朝日杯FS】デビュー8年目の原田騎手、プリンスリターンで平地G1初挑戦!「見せ場以上をつくってアピールしたい」

栗東に滞在して、プリンスリターンにつきっきりで調整を続ける原田
栗東に滞在して、プリンスリターンにつきっきりで調整を続ける原田

◆第71回朝日杯フューチュリティS・G1(12月15日・芝1600メートル、阪神競馬場)

 朝日杯フューチュリティS(15日、阪神)にプリンスリターンで臨む原田和真騎手(25)=美浦・フリー=は、デビュー8年目にして平地G1初騎乗。夏の函館でつかんだ運命の糸をつないで、たどりついた初の大舞台。美浦所属騎手と関西馬ながら時間をかけて、たくましさを増してきたコンビが大輪の花を咲かせるか。

 夏、出会いは突然だった。2年ぶりの函館滞在を決めた原田だったが、現地に入っても調教をつける馬すら集まらない。そんなある日、松岡から声がかかった。調教の依頼を数多く受ける800勝ジョッキーのサポート役。そのなかで任された一頭がプリンスリターンだった。美浦所属の原田にとって、栗東の加用厩舎とはほぼ縁はなかったが、入厩初日から若駒の調教を担当した。

 「癖がある馬と聞いていて、歯を削ったり、ハミを換えたり、試行錯誤しながら調教を進めました。そうするうちに松岡先輩に『調教で頑張ってるから、調教師とオーナーに言っておいた。競馬も乗ってこい』と言ってもらえたんです」

 デビュー戦騎乗の“内定”した後も松岡に状況を報告していたが…。

 「“走ります”と言ったら取られると思って、『競馬行ってみないと分かりませんね』『まだ子供ですね』とか、ごまかしてたんです(笑い)。美浦に帰って、松岡先輩に『お前から取らないよ。感謝しろよ』と言われましたよ」

 調教で感じていた期待通りに新馬勝ちを果たして、函館2歳Sでは11番人気ながら3着。だが、2勝目を狙った札幌でのすずらん賞では6着と崩れた。「結果的に仕上げ不足で気合が乗らず、競馬でスイッチが入りませんでした」と悔やむ。その後もコンビ継続と言われても、「乗り替わりも十分あると思い、調教師とオーナーに『栗東でも乗せてください』とお願いし、快諾してもらえました」。4走目のききょうSは2週前からの栗東滞在の成果もあり、2番手から押し切り。賞金を加算して、堂々と朝日杯FSへ向かう。

 先月19日に再び栗東へ入ったのは当然の行動。すべては8年目で迎える平地G1初騎乗のためだ。

 「楽しみしかないです。まさか自分に回ってくると思わなかったので、本当に感謝しています。この中間は併せた時に、相手を抜かせないという気持ちがより強くなりました。見せ場以上をつくってアピールしたいです」

 努力で運をたぐり寄せた25歳。大一番での手綱さばきから目が離せない。(玉木 宏征)

 ◆原田 和真(はらだ・かずま)1994年1月15日、大阪府枚方市出身。25歳。美浦・天間厩舎から12年にデビューし、現在はフリー。JRA通算47勝。障害G1には2度騎乗している。「癖がある馬のゲート試験もバンバンやって受からせてきたので、ほとんどの馬は出す自信があります」と強みをアピール。趣味はゴルフ。165センチ、49キロ。血液型はAB。

競馬

報知ブログ(最新更新分)

一覧へ
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請