作新学院で練習中に7人が救急搬送 脱水症状や低血糖症

 夏の甲子園に9年連続出場中で春夏合わせて3度の全国制覇を誇る高校野球の強豪・作新学院(栃木)で、1日の練習中に12人が体調不良を訴え7人が救急搬送されていたことが10日、分かった。脱水症状や低血糖によるもので、4人は点滴などを受け帰宅。低血糖症と診断された3人は、経過観察のため入院した。3人とも翌日に退院し、7人全員がすでに練習にも復帰している。

 1日は午前9時ごろから練習がスタート。1、2年生と3年生による紅白戦が同10時ごろから行われた。午後1時ごろ試合が終わった後、1、2年生はそのままランニングメニューを消化。この日の最後のメニューだったため、昼食を挟まなかったという。紅白戦が乱打戦となり想定より時間がかかったが、ランニングまでを午後1時ぐらいに終え、練習を終了する予定だった。

 しかし午後2時過ぎ、走り終えた後に体調不良や手足のしびれを訴え、立ち上がれない生徒もいたため救急車を要請。当初は2台の要請だったが、現場に到着した救急隊員の判断もあり、最終的には7人が救急搬送された。紅白戦中もランニング中も通常通り水分はとれる状況だったが、寒かったこともあり水分補給が不十分だったとみられる。小針崇宏監督(36)らは、3人で指導にあたっていたという。

 部活動全体を統括している、同校総合進学部の高橋光男部長(59)は「同時に7人というのは今までにもないこと。学校としても重く受け止めている。健康状態を把握し、配慮したメニューを考えるよう指示しました」と各部に通達したことを説明。小針監督ら指導者には厳重注意が与えられ、今後も指導は行っていく。

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