今季現役引退の土屋征夫氏が古巣のJ2甲府を訪問「全てのチームに感謝」…来季から東京23FC監督就任

スポーツ報知
古巣の甲府を訪れた土屋氏(中)は河田(左)、山本(右)と笑顔でランニング

 今季限りで現役を引退し、9日に関東リーグ1部・東京23FCの来季監督就任が発表された土屋征夫氏(45)が10日、古巣のJ2甲府を訪問した。

 V川崎(現東京V)、神戸、柏、大宮、東京V、甲府、京都でJ1、J2通算511試合に出場。18年からは東京23FCでプレーした土屋氏は、ブラジルを経ての25年間に及ぶプロ生活を終え「十分やりました。全てのチームに感謝しているし、(現役として)いいサッカー人生でした」と振り返った。

 これまで所属したクラブなどを訪れている中、13年から17年途中まで過ごした甲府での思い出を聞かれると「(14年に左膝の)前十字(じん帯)を損傷したときに、チームが助けてくれて。前十字をやっている39、40歳の人間と契約するかといったら、なかなか難しい話で。でも契約してくれて、見守ってくれて。そこからまた何年もプレーできたから、感謝しかないです」と話した。

 新たな道を歩み始め「単純に闘う姿勢だったり、一つひとつのプレーを大事にする姿勢は伝えていきたい」と意気込んだ。

 他に仕事をしながらプレーする東京23FCの選手たち。朝7時頃から練習を行い、その後、それぞれの職場に向かう。「みんな上を目指したいって言って、今サッカーをしている。きついと思います。仕事をしているから」と選手たちを気遣う。その一方で「グラウンド内と外を別にして、(グラウンドに)入ったら仕事のことは忘れてサッカーに対して真剣に打ち込んで欲しい。自分も本気で伝えたいから」と熱い気持ちも口にした。

 選手たちの所属会社やスポンサーなどの協力にも土屋氏は「ありがたいです」と話した。「厳しくやりますけれどね」と宣言しつつ「点が入ったら、勝ったら、全員で喜ぶシステムは作りたいと思います。チームだし」と笑顔も見せた。

 将来的には「Jリーグとかでコーチをしたいです」という。「自分の性格は分かっています。コミュニケーション的なもの、メンタル的なものも踏まえて、コーチの要素が大きいと思うから」と説明。「監督は孤独だって言いますよね。だからこそ、支える部分に入って、監督を孤独にさせないとか。プレーヤーのときもキャプテンタイプではなくて、どちらかというと副キャプテンタイプでしたから」と明かした。

 「うちの選手たちは、こちらが与えたものに全力でやってくれます。だからこそみんなと一緒に闘いたいなと思いました」と土屋氏。「どんどん話しながらやっていければいいかなと」と信頼するイレブンと一緒に成長していく。

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