代表サバイバルいざ開幕、23人中14人が五輪世代…E―1選手権

会見後、記念撮影を行う(右から)韓国代表のベント監督、森保監督、香港代表のパーテライネン監督、中国代表の李鉄監督(カメラ・中島 傑)
会見後、記念撮影を行う(右から)韓国代表のベント監督、森保監督、香港代表のパーテライネン監督、中国代表の李鉄監督(カメラ・中島 傑)
日本代表の日程
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 【釜山(韓国)9日=ペン・種村亮、カメラ・中島傑】サッカー日本代表は10日の東アジアE―1選手権初戦、中国戦に向けて釜山市内で、冒頭15分間のみを公開で最終調整した。海外組を招集できず半数以上が東京五輪世代というオール国内組で臨むが、13年大会ではFW柿谷曜一朗(C大阪)、大迫勇也(ブレーメン)らがブレイクし、翌年のブラジルW杯でメンバー入り。6年前同様、活躍次第では東京五輪代表が大きく近づく“出世ロード”をつかむためのサバイバルがスタートする。

 東京五輪への生き残りを懸けた3試合が、幕を開ける。公式会見に臨んだ森保一監督(51)は「全てのチームが強豪。選手もチームも成長できるようタイトルを目指して戦っていきたい」と意気込み。「選手たちが、それぞれの特長をチームに還元しながら組織的に戦えるかがポイント」と、若いメンバーへの奮起を促した。

 今大会は国際Aマッチデーでないため招集に拘束力がなく、海外組は選外。国内組も残留争いや天皇杯を控えるクラブの選手は招集されず、23人中14人が東京五輪世代だ。五輪のベンチ入りは18人で、今大会招集外だったMF久保建英や堂安律などが不動の主力。E―1選手権に招集された選手たちは、アピール次第で“狭き門”に入り込む可能性が出てくる。

 同じ韓国開催だった13年大会。代表初招集の柿谷は3ゴールで得点王に輝き、大迫も2得点と存在感を見せた。2人の他に、日本の初優勝に貢献した選手は翌年のブラジルW杯行きの切符を手にした実績がある。森保監督も、今大会のメンバー発表会見で「U―22世代は東京五輪経由のカタールW杯だったり、その後の日本代表の選手になり得ると思っている。ここで経験値を上げてもらうことが後々の大きな成果につながってくる」と話している。

 選手たちも状況は十二分に理解。FW小川は「サバイバルは始まっている。得点にこだわっていきたい」と鼻息を荒くした。この3試合でのパフォーマンスが、来年に向けて重要な意味を持ってくる。

 ◆E―1選手権からのステップアップ 優勝した13年には代表初招集のFW柿谷曜一朗が韓国戦で2発など大会3得点。FW大迫勇也もオーストラリア戦で代表初得点を含む2得点した。2人に加えMVPのMF山口蛍、MF青山敏弘、斎藤学の計5人が翌年のブラジルW杯メンバー入り。17年にはDF室屋成とMF伊東純也が代表デビュー。現代表の主力となるきっかけとなった。

 ◆東アジアE―1選手権 東アジアサッカー連盟が、ダイナスティ杯(90~98年)の後身として2003年に東アジア選手権を創設。第1回は日本で行われ、2年ごとに日本、韓国、中国の持ち回りで開催。05年大会から女子も創設された。13年大会から東アジア杯、17年大会から東アジアE―1選手権に名称が変更。上記3か国に、予選を勝ち抜いた1チーム(今回は香港)を加えた計4チームの総当たり戦で優勝を決める。

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