札幌第一・村田が中大合格、“阿部二世”になる

東都の名門・中大に合格した札幌第一・村田凜
東都の名門・中大に合格した札幌第一・村田凜

 今年3月のセンバツ甲子園に出場した札幌第一(北海道)の村田凜捕手(3年)が9日、東都リーグ1部の中大にスポーツ推薦で合格した。この日、インターネットで合否を確認した高校通算30本塁打の主砲は「“合格”の通知を見た瞬間、モチベーションが上がった。今までとスタンスは変わらず、打てる捕手を目指していきたい」と力を込めた。

 偉大な先輩を目標にする。中大は多くのプロ野球選手を輩出する名門であり、巨人で活躍し今季限りで引退した阿部慎之助捕手(40)の母校。阿部は中大1年時から日本代表に選出されるなど活躍し、プロの世界へと羽ばたいただけに、村田は「自分も日本代表に入れるように本気でやりたい」。4番・捕手で左打者の村田が目指す選手像は明確だ。

 中学3年冬に日本ハム主催で開催された野球教室で村田は、札幌Dの右翼席に特大弾を放った。その場にいた稲葉篤紀氏(現侍ジャパン代表監督)から絶賛され、愛用の打撃グラブをプレゼントされた。今も自宅机に飾る“宝物”を見ては、野球に取り組む情熱に変えてきた。「つらい時に打撃グラブを見たい」と、宝物を携え新天地へ乗り込む。

 今春のセンバツでは1回戦で山梨学院に5―24で大敗。村田は大会直前に右肘を痛め、聖地でマスクをかぶることはなかった。復調した夏は甲子園出場を逃した村田は「自分のせいでチームのバランスを崩した。今も(気持ちは)晴れないまま。プロになってまた甲子園でプレーがしたい」。“阿部二世”と呼ばれるまで、歩みは止めない。(清藤 駿太)

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