7日にテレビ朝日系で放送された「フィギュアスケート グランプリファイナル2019 女子ショートプログラム 男子フリー」(土曜・後8時6分~9時54分)の平均視聴率が15・4%だったことが9日、分かった。
瞬間最高視聴率は午後9時53分、羽生結弦(25)=ANA=のライバル、ネーサン・チェン(20)=米国=のフリー演技中に23・5%を記録した。
男子の試合はショートプログラム(SP)12・95点差から逆転を狙った羽生はルッツ、ループを含めた自身初の5本の4回転を成功したが194・00点、合計291・43で2位。3年ぶり5度目の優勝はならなかった。チェンがフリー224・92点、合計335・30点の共に世界最高得点で3連覇した。
なお、6日に同局系で放送された「男子ショートプログラム」(金曜・後8時19分~9時54分)は平均視聴率13・0%。午後9時49分、羽生の演技直後に瞬間最高18・6%を記録した。
また、8日に同局系で放送された「女子フリー」(日曜・後9時24分~10時50分は平均視聴率12・2%。午後9時59分、紀平梨花(17)=関大KFSC=の演技直前に瞬間最高15・5%をマークした。
女子フリーは昨年覇者でショートプログラム(SP)6位の紀平が4回転サルコーを初めて試合で投入。転倒したが3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を2本着氷し巻き返し、合計216・47点で4位だった。昨季ジュニアGPファイナル優勝のアリョーナ・コストルナヤ(16)が合計で247・59点の世界最高得点を記録し初出場優勝。シニア1年目のロシア3人娘が表彰台を独占した。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)