石川遼、復活劇の裏に幸運の「平成31年」100円玉

プレーオフの3ホール目で優勝を決め、うれしさのあまりパターを放り投げる石川
プレーオフの3ホール目で優勝を決め、うれしさのあまりパターを放り投げる石川

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー今季最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 最終日(8日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 石川遼(28)=カシオ=が通算8アンダーで並んだブラッド・ケネディ(45)=豪州=とのプレーオフを3ホール目で制し、15年以来、4年ぶりの大会制覇を遂げた。来季の大会出場権も獲得。2打差5位から7バーディー、3ボギーの66で回り、大会史上2人目の選手会長Vに輝くと共に通算17勝目。最年少で生涯獲得賞金は10億円を突破した。世界ランクも81位前後に浮上する見込みで、来夏の東京五輪出場にも望みをつなぐ勝利となった。

 令和元年の石川の復活劇は、1枚の100円玉との出会いから始まった。5月に腰痛でツアーを離脱。プロ転向後初の棄権から、約1か月ぶりに復帰した6月の日本ツアー選手権森ビル杯前。自動販売機で買い物をした際に「平成31年」の100円玉がおつりで出てきた。「何かいいことありそうだなって、大事に持っているんですよ。平成31年って4か月しかないし、レアじゃないですか」。真新しい輝きを放つ硬貨を持ち帰って保管した。

 7月に行われた3戦後の日本プロ選手権で約3年ぶりの復活優勝。8月の長嶋茂雄招待セガサミーカップでは初の2戦連続Vも達成した。今大会前、幸運の100円玉について聞くと「家にありますよ」と笑った。誰よりもファン思いの選手会長は、100円玉以上にまばゆい輝きを取り戻した。

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