【巨人】阿部2軍監督は“真の鬼軍曹”毎日「圧」かける

札幌市内ででチャリティートークショーを行った阿部2軍監督(カメラ・後藤 亮太)
札幌市内ででチャリティートークショーを行った阿部2軍監督(カメラ・後藤 亮太)

 巨人の阿部慎之助2軍監督(40)が8日、来春キャンプから“鬼軍曹”としてヤングGを鍛え上げることを宣言した。この日、毎年恒例となった札幌市内の居酒屋「北の味 大助(おおすけ)」でチャリティートークショーを行い、「嫌われてもいいと思うし、毎日何かしらの“圧”をかけていきたい」と強調。現役時代と変わらぬ厳しい姿勢でチームの底上げを図る。

 穏やかな表情ではあったが、阿部2軍監督の目の奥の眼光はどんどん鋭さを増していった。トークショーの途中、2軍監督としての指導方針に話題が及ぶと、言葉は自然と熱を帯びた。

 「僕は嫌われていいと思っているし、毎日何かしらの“圧”をかけていきたいと思います」

 脳裏に浮かんだのは自身のルーキーイヤーの記憶だった。春季キャンプでは当時の1軍打撃コーチだった内田順三氏に、夜間練習を含めて、徹底的にバットを振り込む練習を課せられた。「いつも『練習、練習、練習』って言われてた。その時はきつかったけど『これを乗り越えてやるんだ』とも口酸っぱく言われた。それくらい熱い方だった」。顔を見るのも嫌になるほど、当時の内田コーチは“鬼”だったという。

 強打者の礎となったのは、圧倒的な練習量だと言い切れる。指導者になった今、「今まで怒られたり、すごくきつく当たられたりしたことは、愛情の裏返しだったんだなと気が付きましたね」と実感したようだ。まねするわけではないが、同じような熱量を持ち、阿部流の厳しさで若手を鍛え上げていく覚悟にある。

 オフの過ごし方にも言及した。就任直後の訓示からファームの選手に対し「みんなは技術がないからここにいる」と厳しいメッセージを送ってきたが、改めて「オフも練習してほしい。気合があろうが技術がないと1軍には上がれない。だから練習しないといけない。日本にはいろいろな職人さんがいるけど、何もしないで職人になった人はいないんだから」と語気を強めた。

 すでに来春キャンプに向けた練習方法も積み上がってきた。1~3軍までの全選手が宮崎でキャンプインすることもあり、キャンプ中は全員同じタイミングで食事をするのではなく、各自が練習の合間で食事を取り、間食としておにぎりを用意するプランも披露。「根性論はあまり好きではないけど、ハングリーさは大事だから」。時代に逆らうかのように、阿部は愛情たっぷりの“鬼”になる。(後藤 亮太)

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