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【清水】篠田監督、3時間会談も結論出ず 来季去就白紙…フロントは新監督招へい案も

スポーツ報知
清水・篠田善之監督

 来季の去就が白紙となっているJ1清水エスパルスの篠田善之監督(48)が8日、静岡市内で代理人を伴って強化部と面談した。話し合いは約3時間に及んだが、解任か続投か最終的な判断は持ち越しとなった。

 篠田監督はこの日、解任の可能性ありとの報道を受け「びっくりした」と明かした。17位で火の車状態だったチームを立て直し、12位まで引き上げた。残留という「最低限のミッションはクリアできた」自負がある。

 クラブ側はカウンター重視のスタイルに疑問を抱いている模様だが、「現実的なサッカーをすることは就任時に伝えている。納得してもらえていると思っていた」と指揮官。今季残された天皇杯は指揮を執ることを明言し「エスパルスを強くしたい思いは変わっていない」と語気を強めた。

 報道陣に対応した内藤強化部長は「残留に導いてくれたことは評価している」としたが、続投については明言を避けた。関係者によると、篠田氏は来季の契約を残しており、新監督を招へいした上でもう一度ヘッドコーチに戻す案も検討されているという。

 Jリーグ関係者の話を総合すると、正式に解任となった場合に備え、横浜Mのピーター・クラモフスキーヘッドコーチ(41)、松本監督を退任する反町康治氏(55)、徳島のリカルド・ロドリゲス監督(45)らが新監督候補にリストアップされているという。内藤強化部長は「1日でも早く決めないといけない。(大榎)GMを中心に動いていく」と話した。

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