5月に現役を引退した元巨人・上原浩治氏(44)の引退パーティーが8日、大阪市内で行われ、大体大OBの日本ハム・村田透投手、中日・松葉貴大投手、楽天・菅原秀投手ら約230人が出席した。
質問コーナーでは、巨人入団時の監督だった長嶋茂雄終身名誉監督から「1年目の1年間はずっと(同期入団の)二岡(智宏)と呼ばれていました」というエピソードを披露し、場内を爆笑させた。
メジャー時代にひげを生やしていたことについては「名前を間違えられることが多かったので、どっか特徴をつくろうと。ひげを伸ばすことで相手チーム、監督やGMから『あのひげを伸ばしているやつは誰だ?』と思われることが目的で伸ばし始めた」という秘話も明かした。
対戦した中で、最もすごいと思った打者としてタイガースのミゲル・カブレラを挙げ、日本では「阪神の金本(知憲)さんが一番嫌だなと思った」と告白。同学年で同じ誕生日の高橋由伸氏については「誕生日の時に、あいつだけプレゼントをもらって、僕だけ素通りされたこともあった。今でも良きライバルで友達。僕の中では大きな存在」と、軽妙な話術で関係者を楽しませた。