尾川堅一、王座奪取ならず 息子との約束果たせずに涙…相手負傷で無念ドロー

4回、ノイナイ(右)に尾川 堅一の右がヒット
4回、ノイナイ(右)に尾川 堅一の右がヒット

◆プロボクシング 報知新聞社後援「ダイナミックグローブ」 WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級(58・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 △ジョー・ノイナイ 5回2分7秒 負傷判定引き分け 尾川堅一△(7日、東京・後楽園ホール)

 同級1位・尾川堅一(31)=帝拳=がタイトル奪取を目指し、王者ジョー・ノイナイ(24)=フィリピン=に挑んだが、5回途中、王者の負傷により、無念の判定引き分けに終わった。

 観客席でWBOのバルカルセル会長が見守った一戦は、2回にノイナイが左眉上をカット。3回には尾川が眉間右を縦に切って両者流血の激戦となった。4回にはノイナイが再び自ら頭から突っ込み、左目上の別の箇所を切った。

 「相手の(リードの)右は想定内以下だたけど、左ストレート(の伸びが)想定外だった」と初回はリードを許した自覚があった尾川。2回以降、頭を動かし始めると、リズムが出てパンチが当たり出した。王者はたまらず頭から突っ込んでくる。5回、相手の負傷がひどくなってレフェリーが試合を止めて判定へ。ジャッジ三者三様の判定で引き分けとなり、ベルト奪取はならなかった。

 「もうちょっとやりたかった。もうちょっとやれば…。悔しいです」と尾川。「子供たちとベルトの約束をしていて…。ここまで命をかけて積み上げてきたのに…。12ラウンドやってドローならいいが、中途半端。それまでに勝負をつけないといけなかったのでしょうが…」と唇をかんだ。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 バックナンバー申し込み 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請