富山第一、ベスト16へ「走り勝つ」…全国高校ラグビー組み合わせ決定

花園でチーム初の2勝を誓った河合監督
花園でチーム初の2勝を誓った河合監督

 全国高校ラグビー大会(27日開幕、大阪・花園ラグビー場)の組み合わせ抽選会が7日、大阪市内で行われた。2年ぶり11度目出場の富山第一(富山)は、28日の1回戦で2015年度大会4強の強豪・石見智翠館(島根)と対戦。就任7年目の河合謙徳監督(32)が「とやま・いしかわ報知」のインタビューに応じ、チーム初の花園2勝に向け意気込みを語った。15大会連続15度目出場で3大会連続Bシードの日本航空石川(石川)は30日の2回戦から登場し、城東(徳島)と新潟工(新潟)の1回戦勝利校と対戦する。

 ―初戦の相手、石見智翠館は29年連続で花園に出場。日本代表SH茂野海人(29)=トヨタ自動車=も輩出している実力校です。

 「(相手の)安藤哲治監督とは面識があるので『胸をお借りします』とあいさつしました。緻密(ちみつ)に戦術を練ってくる、隙がないチームという印象。間違いなく格上なので、チャレンジさせてもらいます」

 ―今年のスタイルは?

 「フォワード、バックスのバランスが良く、15人全員でアタックディフェンスに参加できる。どこからでもトライを狙えます。平均身長が173センチ、フォワードの平均体重が78キロと小さいので、走り勝つことをテーマに掲げています」

 ―7月の全国高校7人制大会では3勝3敗と健闘。

 「ここまでやれるとは正直、思っていなかった。試合を重ねるごとに、広いスペースの使い方や、ボールを動かすことが上手になった。全国レベルのチームに通用したという経験は大きいと思います」

 ―2年前の花園では1回戦で報徳学園(兵庫)に0―105と大敗しました。

 「スコアするチャンスはあったが、取り切れなかったのが心に残っている。一番大きなものがメンタルの部分。報徳と聞いただけで、萎縮(いしゅく)したところもあるかなと。今年のチームは夏の経験もあり、そこはクリアしていると思います」

 ―13年に監督に就任し、どんな苦労を?

 「以前は各学年に(ラグビー)経験者が1人くらいという状況だった。男子生徒が200人くらいはいるので、入学式前にはほとんど全員に声を掛けています(笑い)。制服採寸の日には必ず行って、声を掛けて、名刺を配りまくっています」

 ―花園では11年の1回戦・貞光工(徳島)戦が唯一の勝利です。

 「花園で2勝し、ベスト16入りが目標。今年のチームは非常に努力を積み重ねてきた。持っている力をグラウンドで発揮させてあげたいと思います」

 ◆河合 謙徳(かわい・けんとく)1987年6月29日、富山市生まれ。32歳。大泉中では野球部、富山東高からラグビーを始めた。早大でも競技を続け、11年に富山第一に保健体育教諭として着任。13年にラグビー部監督に就任し、16、17年に花園出場。178センチ。

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