“メジャーを変えた男”マービン・ミラー、殿堂入りなるか

野球殿堂入り候補の一人、ドン・マッティングリー、マーリンズ監督(AP)
野球殿堂入り候補の一人、ドン・マッティングリー、マーリンズ監督(AP)

 米野球殿堂入りの「ベテランズ委員会」による選考が8日(日本時間9日)、発表される。通常の全米野球記者協会会員の殿堂投票で漏れた選手から今回は1970~1987年の「Modern Baseball Era」が対象で、元選手9名とメジャーリーグ選手会の初代専務理事を務めたマービン・ミラーの合計10名が候補者となっている。

 下記のように当時のスーパースターが並ぶ。(カッコ内は主な所属)

 ▼ドワイト・エバンス外野手(レッドソックス)本塁打王1度、385本塁打。75年ワールドシリーズの強肩ぶりなどゴールドグラブ賞8回の名手

 ▼ステーブ・ガービー一塁手(ドジャース)MVP1度、オールスター戦MVP2度。通算272本塁打。好守強打の一塁手

 ▼トミー・ジョン投手(ツインズ)史上初めて肘の靱帯再建手術を受け、その名前が付けられた。手術後復活、通算288勝をマークした変化球左腕。

 ▼ドン・マッティングリー一塁手(ヤンキース)首位打者、打点王各1度。MVPも受賞している。通算打率3割7厘。現マーリンズ監督

 ▼サーマン・マンソン捕手(ヤンキース)ヤンキースの主将として1977、78年の連続世界一に貢献。翌年に自ら操縦していた飛行機事故で32歳で亡くなった。MVP1度。

 ▼デール・マーフィー外野手(ブレーブス)1982、83年に2年連続MVP受賞の走攻守三拍子そろった外野手。本塁打王&打点王各2度

 ▼デーブ・パーカー(パイレーツ)

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 ▼ルー・ウィテカー二塁手(タイガース)1978年新人王。通算2369安打。ゴールドグラブ賞3度

 ▼テッド・シモンズ捕手(カージナルス)強打の外野手としてオールスター戦8度出場。通算2472安打

 ▼マービン・ミラー(選手会専務理事)大リーグ選手会を強大な組織に変貌させた。メジャーを変えた男としても知られる。過去7度候補となったが、16人の選考委員による当選に必要な12票に届いていなかった。

 

 なお、選考委員は16人は次の通り。

 殿堂入りの往年の名選手6人。ジョージ・ブレット、ロッド・カルー、デニス・エッカーズリー、エディ・マレー、オジー・スミス、ロビン・ヨーント。

 フロント経験者6人。サンディ・アルダーソン、デーブ・ドンブロスキー、デービッド・グラス、ウォルト・ジョケッティ、ダグ・メルビン、テリー・ライアン

 メディア&野球歴史家4人。ビル・センター、スティーブ・ハート、ジャック・オコーネル、トレーシー・リンゴルスビー。

 開票が待たれる。(蛭間 豊章=ベースボール・アナリスト)

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