神戸が、今年6月に就任したトルステン・フィンク監督(52)を来季も続投させることが6日、分かった。
神戸市内で取材に応じた三浦淳寛スポーツダイレクター(45)は「(来季も指揮を?)もちろん」と明言。4~5月に公式戦9連敗を記録し、2度の監督交代が起きるなど一時は泥沼状態だったチームを立て直し、天皇杯では準決勝まで勝ち進んでいる実績を評価した。
この日はリーグ最終節の磐田戦(7日・ノエスタ)に向けて調整。「難しい状況のなか、選手たちはよくやってくれた」と、今季を振り返ったドイツ人指揮官は「来年に向けて、チームは良い方向に進んでいると思う」と就任2年目への手応えを口にした。