【横浜M】代表新10番・仲川、狙うぞ3冠 優勝&MVP&得点王なら史上6人目

ボール回しで軽快に動く横浜M・仲川(左から2人目)らイレブン(右から山谷、和田=カメラ・中島 傑)
ボール回しで軽快に動く横浜M・仲川(左から2人目)らイレブン(右から山谷、和田=カメラ・中島 傑)

 J1は7日、各地で最終節が行われる。3点差以内の負けでも2004年以来15年ぶり優勝が決まる横浜Mは6日、F東京戦(日産ス)に向け最終調整を行った。15ゴールで得点ランク首位タイの日本代表FW仲川輝人(27)は出場6戦連続弾で優勝、MVP、得点王と史上6人目の3冠を狙う。

 横浜Mに関わる全ての人々が15年間、待ち続けた瞬間が目前に迫る。3点差以内で負けても優勝が決まるが、仲川は「点差とかスコアとかは関係なく、いつも通り自分たちのサッカーをやればいい」と冷静に、力強く語った。

 10月5日の磐田戦から出場5戦連発。今季15得点で、FWマルコス・ジュニオールと並び得点ランク首位に立つ。アシスト数でも同2位の9とMVPの筆頭候補。優勝、MVP、得点王と史上6人目の3冠も視界に入るが「自分の形になればもちろん狙っていくけど、あくまでチームの勝利。個人のタイトルは後からついてくる」と無欲を強調した。

 日本代表の森保一監督(51)も高く評価している。「チームでの存在感は代表にふさわしい。これから先の日本代表の戦力になり得る可能性を秘めている」と、東アジアE―1選手権に臨む日本代表メンバーに初選出。MF中島翔哉(25)や久保建英(18)ら海外組が不在とはいえ、背番号10を託された。「僕でいいんですかね?」と笑いつつ「なかなか背負える番号ではないし、責任感も出てきた」と喜んだ。最終節の翌日には代表活動のため午前便で韓国に移動。現地練習後にはJリーグアウォーズの対応(表彰対象となった場合)と怒とうのスケジュールになるが「重圧を楽しみたい」と意に介さない。

 06年最終節の浦和―G大阪以来2度目の優勝決定戦。全席種完売のチケットは6万5000枚以上が発券済みで、J1歴代最多動員(13年11月30日・横浜M―新潟の6万2632人)を更新する可能性は十分だ。5月の令和1号、自身初の2ケタ得点、日本代表初選出と、飛躍のシーズンを締めくくる大一番。「負けても引き分けてもダメ。勝たないと気持ちよく終われない。ファン、サポーターと笑顔で最高の景色を見られるように」。名門復活へ、最後の大仕事に挑む。(田中 雄己)

 ◆今季限り引退栗原に花道を

 今季限りで現役引退するDF栗原にとって、正真正銘のラストゲームとなる。FW仲川は「勇蔵君をいい形で送り出したい」と言い、MF喜田も「寂しい思いはあるが、今はしんみりというよりも勝ち切って優勝することが大事。勇蔵君のために走って、戦いたい。それが仲間」。試合後には、引退セレモニーも予定されており、クラブ一筋18年を貫いたベテランを最高の形で送り出す。

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