村田諒太、初防衛へ大谷翔平流の目標設定…ノルマ達成へ必要なもの分割して考える

汗を滴らせ、鋭い眼光で練習を行った村田諒太(カメラ・関口 俊明)
汗を滴らせ、鋭い眼光で練習を行った村田諒太(カメラ・関口 俊明)

◆報知新聞社後援 プロボクシング ▽WBA世界ミドル級(72・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・村田諒太―同級9位スティーブン・バトラー(12月23日、横浜アリーナ)

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太が、“大谷流目標設定シート”を頭に描き、初防衛へ照準を定めた。同級9位スティーブン・バトラーとの初防衛戦に備えて5日、都内の帝拳ジムで練習を公開。米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(25)が高校時代に目標を達成するために用いた手法を応用し、勝利への方法論をイメージ。3週間を切った大一番へ隙のない準備を進める。

 村田が迫り来る試合へ心身ともに整える。4日に6回のスパーリングを行ったため、1時間強の軽めの調整で終えた。バトラーとの一戦まで3週間を切り、「大谷選手の目標設定シートではないけど、今、自分に必要なものが何かを分割して考えていく」と息を切らしながら話した。

 大谷が取り組んでいた目標設定シートとは、四角形の中央に最大の目標を記し、周囲のマス目に目標を達成するためのノルマをいくつも書き出し、自分を磨くというメソッドだ。村田のシートは書き出したものではなく、自分の頭の中にある。中央に置く目標は当然、初防衛。「勝つことを考えれば、ここからスタミナをつけるのは意味がない。必要なのはまずコンディショニングになる」と話した。

 先週、試合前2度目となる8回のスパーリングを敢行し、今後は徐々に練習量を落とす。今後の課題はざっと挙げただけでも、減量、コンディションづくり、体のキレの維持、体のバランス、メンタル…。試合当日のリングで最高のパフォーマンスを出すための心技体。「これから何事もシンプルにしていく。それが残り2週間半の作業になる」と勝利の一点へ集中していく。

 家族の風邪などがあり、11月中旬からジム近くのホテルで生活している。ホテル暮らしは試合翌日まで約5週間に及び、過去最長となりそうだ。村田は「頭の中が散らからないように整理整頓していく。そこをコントロールしていきたい」と一人静かに拳を磨いていく。(飯塚 康博)

 ◆大谷翔平の目標設定シート 大谷が岩手・花巻東高時代に使ってきた、高い目標に到達するためのノルマを記した81分割の目標をシートに記し、自身を磨いていくメソッド。中央に最大の目標を書き、達成するために必要な要素を項目ごとに周囲に置いていく。

  • 大谷目標設定シート

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