プロ22年間、中日一筋で活躍した立浪和義氏(50)=野球評論家=の「野球殿堂入りを祝う会」が5日、名古屋市内のホテルで行われ500人が集まった。
通算2480安打は長嶋茂雄氏や、落合博満氏を超える歴代8位、487二塁打は歴代1位に君臨している希代のヒットメーカーだった。この日は、野球評論家の張本勲氏を初め、元巨人の高橋由伸氏や佐々木主浩氏らが参加した。
立浪氏は壇上で「野球殿堂入りという夢のような話で、お越し頂いた皆様の支援があってこのような名誉をいただけた。常に何かあれば“なにくそ”という気持ちでやってきた。これからも野球界に少しでも貢献できるようにしっかり頑張っていきたい」と頭を下げた。
発起人を代表して中日ドラゴンズ後援会の三田氏がお祝いの言葉を贈り、鏡開きの前には立浪氏が現役時代に登場曲としていた「翼の折れたエンジェル」を歌う中村あゆみがサプライズで登場。会場を盛り上げた。