阪神・高山俊外野手(26)が5日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万円増の3600万円でサイン。「打撃は数字を見てもちょっと…という感じでしたけど、守備(の成長)は自分の中では大きいかなと思います」と振り返った。
今季は開幕直後に2軍降格を経験したが、4月下旬に復帰。5月29日の巨人戦(甲子園)では延長12回に代打サヨナラ満塁弾を放つなど代打で結果を残し、先発の機会を増やしていった。105試合で打率2割6分9厘、5本塁打、29打点。外野の守備力も向上し、矢野監督も成長ぶりを認めた。
来季はレギュラー奪取が第一の目標。「来年は孝介(福留)さん、糸井さん、近本を押しのけてというか『高山に勝てなかった』と言われるぐらい、ちょっと大口たたきましたけど、それぐらい自分にプレッシャーかけてやりたいと思います」と力を込めた。(金額は推定)